2010年8月12日

帰りますよ、ソレントへ tornero' a Sorrento!

今年のヴァカンスと言ってもおかしくない時期ですが、
未だ去年のヴァカンスのこと書いてます。

ピーノから電話があったのは、
ちょうどラヴェンナにいた頃。

"僕たち今年のヴァカンスはソレントに決めたよ"

毎年のことですが、
張り切ってヴァカンスの計画を立てる
イタリア人の中では珍しく、
いつも直前に行き先を決める彼ら。
結構私の行く先をヴァカンスにしてくれることも多く、
これまでも2005年はナポリで、
2007年はフィレンツェで何日か一緒に過ごしています。

そして2009年も、
"Ukoも南イタリアに行くって言ってたよね。
どこに行くか決めた?合流しない?"
とのお誘いがあったのでした。

そう、
出発まで行き先をほとんど決めず決行した今回のバカンス。
とりあえず掲げていた目的が、
①ラクイラの被災地を訪れる
②マリオの誕生日会に出る
③オペラを見る
そして、
④海辺の町でボンゴレを食べる。
でした。

プロチダにでも行こうかと思っていましたが、
ソレントも大好きだし
ゆっくり滞在したことがなかったので、
それならと合流を承諾。
彼らより1日遅れてアブルッツォを発つことに。

アブルッツォからソレントへは、
まずバスでナポリへ。
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国立公園やスルモナなどの山岳都市を抜けていくので、
パノラマはなかなかに楽しめます。
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途中、トイレ休憩。
夏の暑さがウソの様な涼しい山中で、
"来年は山で避暑もいいな"と
次の夏に思いを巡らせたりして。
(結局今年も海!シチリア!ですけど)

民家や背の高い建物が増えてきたら、
もうすぐナポリ。
遠くにベスビオも見え隠れしてきました。

ナポリ中央駅まで、
しばし車窓からナポリ市内観光。

4年振りのナポリは、
相変わらずというかなんというか、
煤けた感じで・・・

ここからはベスビオ周遊鉄道で
ソレントへ向かいます。
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エアコンは効かないし、
お世辞にも綺麗な電車とはいえませんが、
こういうのに鉄子の血は騒ぎます。

しかも、
海に夕日が沈む時間帯、
車窓に広がるの絶景!!

アンナマリアが出掛け際に持たせてくれた、
カチョカバッロのパニーニと一緒に、
幸せをかみ締める瞬間です。

投稿者 uko : 14:32 | コメント (2)

2010年4月21日

羊飼いを見守る教会

遠い国の出来事だと思っていたアイスランドの噴火。
ところが、
タイミング良くというか、悪くというか、
アリタリアの友人たちが日本で足止めをくらってしまったおかげで、
その間いつもとは少しリズムの違った日々を過ごしてました。
昨日無事、帰国。

さて、話は戻って昨夏のアブルッツォ。

私たちは少しずつ高度をあげながら、
Paganica、L'aquiraへと向かいます。

このあたりを車で走っているとポツポツと
単独で建つ教会が現れ、目をひきます。
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原っぱにポツンと建つ教会は、
まちなかにあって、その前には広場があって、
まちの人々の交流の場となっている...
という教会を見慣れた私にとってはどこか不自然にも見える風景。

でも今回そんな教会を眺めながら、
やっと気がつきました。

羊の牧畜や羊毛工業など、
羊が経済の繁栄を担ってきた歴史を持つラクイラ。
しかしながら高地で冬が寒いため、
冬を中心とした1年の半分は、
羊達は南のプーリャへ向けて移動をしていました。

そう、これらの教会は、
プーリャへと向かう羊飼い達の心の拠り所として、
体を休める場として建てられたのではないだろうか。

そう考えると、
こうして点在しているのにも合点がいきます。
今度ビーニさんに会ったらちゃんと確かめよう。

とか思っていたらそれを裏付けるサイトをいくつか発見。
↓この教会、Santa maria dei Centurelliをサイトで検索したら
ちゃんと説明がありました。
(イタリア語だからキーワード拾っただけですが...)
それによると、
やはり羊飼いの道中に点在し、
どうやら道しるべとしての意味合いも大きかったようです。
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そんな季節移動の歴史を見届けてきた教会も、
震災の影響を受けていました。
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いつも何気なく見て、感じるだけでしたが、
この機会に、
頑張ってアブルッツォの歴史の資料なんぞも紐解いてみようか、
みまいか...(てか、みろよ)

投稿者 uko : 11:32 | コメント (0)

2010年4月16日

Bussi sui TirinoからCapestranoへ

Giannaさんのブログ経由で、
ここに来て下さったくみこさん
なんと今年の夏はご家族とアブルッツォで過ごされるということで、
便乗して私のアブルッツォ熱も上昇中。

ガイドブックを引っ張り出したりしていると、
やっぱりいいとこですよ、
アブルッツォ!!
いや~、魅力再認識。
それにしてもまだまだ行ってないところも多いな~と
自分の蓄積のなさも再認識。

そんな訳で昨夏(!)のアブルッツォ記再開。

アンナマリアたちの住むSambucetoを出発して30分もすると、
もうそこはグランサッソ国立公園(il Parco Nazionale GranSasso-Monti della Laga)内。
そして、最初に私たちを迎えてくれる町がBussi sui Tirino。
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私の中でのアブルッツォの原風景のひとつでもある、
美しい山岳の城壁都市(Borgo)が姿を現します。
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何度みても、
山並みの中に現れるまちの姿は美しいな。
ビューポイントでスッと車を止めてくれるビーニ氏。
このあたりは、同じBorghi好き同志説明がいらないのでありがたい。
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そして、私が見とれてる間に「イチジク!イチジク!」と
イチジクの木を見つけて興奮する食い意地の張った私のために、
イチジクを収穫してくれるビーニ氏。

二人でイチジクをほうばりながら、目指すはCapestrano
こちらも同じく中央に聳えるお城を中心に広がった、
中世の山岳都市(Borgo)。
長い歴史の中ではメディチ家が統治していたこともあります。
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そして、このまちを有名にしたものといえば、
↓こちら!Il Guerriero di Capestrano(カペストラーノの戦士)
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おそらくアブルッツォを訪れたことのある方なら、
どこかで一度は目にされているはず。
男性にも女性にもみえる、
ユニセックスな曲線。
足は馬の様にも見えます。
そしてやたらつばの広いかぶり物。
その独特の姿は一度見ると印象に残ります。
紀元前6世紀頃の古代イタリア文明を物語る貴重な像です。
la statua funerariaとあるので、
お墓に一緒に埋められたものなのでしょう。
Cheitiの考古学博物館で見ることが出来ます。

1934年に、偶然畑仕事をしていた農民によって
このCapestranoで発見されました。
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ビーニ氏の家でもレプリカを発見。
好きだな、この人のアブルッツォマニアなところ。

Capestranoも遠くから眺めて終了。
Barisciano、Paganicaを目指します。

投稿者 uko : 12:23 | コメント (2)

2007年8月17日

SAMBUCETOといえば…

ペスカーラやらサンブチェートやら聞きなれない地名が続きますが、
ペスカーラは交通の要所であり、
海有りショッピング街ありのアブルッツォ州では一番大きな街。
(※但し、州都はラクイラ)
ペスカーラ県の県庁所在地です。
サンブチェートはペスカーラ県の県境、キエティ県に属すちいさな街。
私がアブルッツォと言うときは、
大抵この街での生活をさします。
海まで15分、山まで30分のいい感じのところです。

立地以外に特に取り立てて言えることのないこの街の、
唯一無二の名物と言えば…ある景色。

その名も

la bella dormentata(眠れる美女)
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・・・・どうです??
ちょっと写真が小さいですけど、
右側を頭に、長い髪を流して
胸に手をあてて眠る美女が見えませんか??
・・・・・・・・・・
アブルッツォが誇る山々の稜線が作り出した偶然。

結構季節とかお天気で見れないことも多いから、
ふと見れたら私は嬉しかったりするんですけど…
どうでしょう・・・・

投稿者 uko : 16:16 | コメント (0)