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2010年4月27日

こんなん見つけました

貰いっぱなしや買いっぱなしで
何があるかもよく分からなくなっていた、
アブルッツォ本&資料の棚をゴソゴソしてると、
すごいもの見つけました。

これ↓↓↓
IMG_0217.jpg
'viaggio in abruzzo'漫画で読むアブルッツォガイド!!!
...て。

IMG_0216.jpg
お~、ちゃんと行ってますね~、
コレマッジョ教会に99の噴水...
会話形式で説明が続きます。

確かに文字ばっかりよりは
楽しめるかな~と思ったり思わなかったり。

でもね~
ヒーローがね~
格好よくないんだよね~

誰かにもらったんだと思いますが、
既にどこで手に入れたか記憶になく。
そしてなぜかラクイラとテラモバージョンのみ。
キエティとペスカーラも手に入れよう、かな。

これ、意外(失礼)と好評だったのか、
やるならとことんと思われたのか、
英語版「アブルッツォ旅行」など、結構いろいろあるみたいです。
4ユーロ位からで手に入ります。
↓↓
studio di vitto editoer
(妙なアナウンスが流れ続けますので、お気をつけください。)

「さあ、漫画のヒーローとアブルッツォを旅しよう!」

皆いろいろ考えるな~

投稿者 uko : 16:19 | コメント (4)

2010年4月24日

Abruzzo×羊と言えば...

アブルッツォで羊を語るなら、
どうしても外せないものがあるのでちょっと脱線。

とういうか、
どうして今までこんな大切なことを話さずにいたのか、私!?

アブルッツォに行ったら必ず食べたいもの。
そして食べるべきだとお勧めしたいもの。
それがArrosticini
主に羊肉で頂く炭火串焼。
塩が効いて油が乗って、
これがホンマに美味しい!!

アブルッツォでは初めて会った人へのお近づきの印や、
口説き文句として、
「ARROSTICINIは食べたか?
美味しいところを知っているから食べに行こう。」

が常套文句と言っても過言ではないくらい。
そして、そう言われると正直断れない。
ぐらい美味しい。

この夏はセレナから、
「友達の家にArrosticini食べに行こう」
と誘われたので迷わずオッケイ。
海辺の町、Francavillaにあるパオロの家に向かう。
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アブルッツォの海側はほとんどが砂浜のため、
夏はリゾート地として結構にぎわう。
砂浜にはカラフルなパラソルが整然と並び、
海岸沿いにはリゾートホテル、マンション、別荘が並び、
みんな夏の間は部屋と海の往復の日々を送る。
車で1時間もかからないキエティの人々でさえも
夏になると皆キエティから脱出して、海辺での生活を満喫する。

だから、
夏、キエティはゴーストタウンと化し、
冬、フランカヴィッラはゴーストタウンと化す。

パラソルを友達や親戚と一緒に期間レンタルして、
行きたい時にパラソルの下でくつろぎ、
友達や家族との時間を楽しむ。
贅沢に見えるけれど、
ごく普通の夏の過ごし方。
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そんな訳でパオロの家にも久しぶりの友人達が集まる。
RIMG0542.jpg
庭にテーブルを出して、
久しぶりの再会を喜びながら、ARROSTICINIの登場を待つ。
RIMG0543.jpg
大阪の「たこ焼き機」並に各家庭に浸透していそうな、
専用炭焼き台で
せっせせっせとひたすら羊を焼くパオロ。
ありがとう。

前年はピーノ達と山のレストランに食べに行きましたが、
車酔いしてしまい已む無く2~3本で我慢。
皆が食べるのを指をくわえてみていただけに、
待ちに待ったArrosticini!

若い子たちは、このARROSTICINIを何本食べたか、
というのが武勇伝になるのですが、
まあそういう年でもなくなった私たちは、
数えることはなくなりましたが、それでも皆よく食べる。
そして、よく喋る。

ちなみにこの日のメインテーマは結婚観について。
40歳になったジュリオ(名前うる覚え)が、
20歳そこそこの新しい彼女の前で、
「この年になったら自分の生活のリズムがあるので結婚なんて考えられない」
という発言が発端。
まあ、大論争になったことだけは想像に難くないですよね。

さて、お腹が膨らんだあとのお決まりと言えば、
passeggiata(散歩)。
そして散歩のお供と言えば、
RIMG0544.jpg
ジェラート。
夜の12時でもジェラテリアは大賑わい。

海からの風を受けながら海岸沿いをプラプラ散歩。
偶然別の友達と会って立ち話が始まったり、
ウィンドー越しに靴やら服の物色なんかを楽しんだり。
れっきとした楽しい時間のすごし方のひとつです。

広場から聞こえるバンドの演奏、
野外レストランの音楽や人々の笑い声、
どこかで上がる花火の音、
そして波の音・・・
あ~アブルッツォの夏だね~

夏の思い出に、と記念撮影。
RIMG0551.jpg
日本にいたこともあるセレナが、
「日本人は写真を撮る時なぜかピースサインをする。」
という発言から、
(不本意ながら)日本風記念撮影。
PACE。

ガンガン話が逸れていくので強引に戻します。

アブルッツォに来たら、
是非、Arrosticiniを召し上がってくださいね。

投稿者 uko : 11:55 | コメント (6)

2010年4月21日

羊飼いを見守る教会

遠い国の出来事だと思っていたアイスランドの噴火。
ところが、
タイミング良くというか、悪くというか、
アリタリアの友人たちが日本で足止めをくらってしまったおかげで、
その間いつもとは少しリズムの違った日々を過ごしてました。
昨日無事、帰国。

さて、話は戻って昨夏のアブルッツォ。

私たちは少しずつ高度をあげながら、
Paganica、L'aquiraへと向かいます。

このあたりを車で走っているとポツポツと
単独で建つ教会が現れ、目をひきます。
RIMG0398.jpg

原っぱにポツンと建つ教会は、
まちなかにあって、その前には広場があって、
まちの人々の交流の場となっている...
という教会を見慣れた私にとってはどこか不自然にも見える風景。

でも今回そんな教会を眺めながら、
やっと気がつきました。

羊の牧畜や羊毛工業など、
羊が経済の繁栄を担ってきた歴史を持つラクイラ。
しかしながら高地で冬が寒いため、
冬を中心とした1年の半分は、
羊達は南のプーリャへ向けて移動をしていました。

そう、これらの教会は、
プーリャへと向かう羊飼い達の心の拠り所として、
体を休める場として建てられたのではないだろうか。

そう考えると、
こうして点在しているのにも合点がいきます。
今度ビーニさんに会ったらちゃんと確かめよう。

とか思っていたらそれを裏付けるサイトをいくつか発見。
↓この教会、Santa maria dei Centurelliをサイトで検索したら
ちゃんと説明がありました。
(イタリア語だからキーワード拾っただけですが...)
それによると、
やはり羊飼いの道中に点在し、
どうやら道しるべとしての意味合いも大きかったようです。
RIMG0408.jpg
そんな季節移動の歴史を見届けてきた教会も、
震災の影響を受けていました。
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RIMG0410.jpg

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いつも何気なく見て、感じるだけでしたが、
この機会に、
頑張ってアブルッツォの歴史の資料なんぞも紐解いてみようか、
みまいか...(てか、みろよ)

投稿者 uko : 11:32 | コメント (0)

2010年4月16日

Bussi sui TirinoからCapestranoへ

Giannaさんのブログ経由で、
ここに来て下さったくみこさん
なんと今年の夏はご家族とアブルッツォで過ごされるということで、
便乗して私のアブルッツォ熱も上昇中。

ガイドブックを引っ張り出したりしていると、
やっぱりいいとこですよ、
アブルッツォ!!
いや~、魅力再認識。
それにしてもまだまだ行ってないところも多いな~と
自分の蓄積のなさも再認識。

そんな訳で昨夏(!)のアブルッツォ記再開。

アンナマリアたちの住むSambucetoを出発して30分もすると、
もうそこはグランサッソ国立公園(il Parco Nazionale GranSasso-Monti della Laga)内。
そして、最初に私たちを迎えてくれる町がBussi sui Tirino。
RIMG0381.jpg
私の中でのアブルッツォの原風景のひとつでもある、
美しい山岳の城壁都市(Borgo)が姿を現します。
RIMG0382.jpg

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何度みても、
山並みの中に現れるまちの姿は美しいな。
ビューポイントでスッと車を止めてくれるビーニ氏。
このあたりは、同じBorghi好き同志説明がいらないのでありがたい。
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そして、私が見とれてる間に「イチジク!イチジク!」と
イチジクの木を見つけて興奮する食い意地の張った私のために、
イチジクを収穫してくれるビーニ氏。

二人でイチジクをほうばりながら、目指すはCapestrano
こちらも同じく中央に聳えるお城を中心に広がった、
中世の山岳都市(Borgo)。
長い歴史の中ではメディチ家が統治していたこともあります。
RIMG0393.jpg

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そして、このまちを有名にしたものといえば、
↓こちら!Il Guerriero di Capestrano(カペストラーノの戦士)
capestrano.jpg
おそらくアブルッツォを訪れたことのある方なら、
どこかで一度は目にされているはず。
男性にも女性にもみえる、
ユニセックスな曲線。
足は馬の様にも見えます。
そしてやたらつばの広いかぶり物。
その独特の姿は一度見ると印象に残ります。
紀元前6世紀頃の古代イタリア文明を物語る貴重な像です。
la statua funerariaとあるので、
お墓に一緒に埋められたものなのでしょう。
Cheitiの考古学博物館で見ることが出来ます。

1934年に、偶然畑仕事をしていた農民によって
このCapestranoで発見されました。
RIMG0616.jpg
ビーニ氏の家でもレプリカを発見。
好きだな、この人のアブルッツォマニアなところ。

Capestranoも遠くから眺めて終了。
Barisciano、Paganicaを目指します。

投稿者 uko : 12:23 | コメント (2)

2010年4月 6日

ご報告が遅くなりすみません・・・

なんだかここに来るといつも反省をしてる気がしますが...
今日も懲りずに反省しながら書いてます。

2009年の4月6日、
308名の犠牲者を出した大地震がラクイラを襲いました。

あれから今日でちょうど1年です。
遠くにいながらも何かできることを、
と昨年の7月から始めた支援募金のご報告が、
今になってしまいすみません。

おかげさまで、
本当に多くの方のご協力のおかげで、
約2週間で23,340円が集まり、
それを持って昨年8月にアブルッツォに行ってきました。
RIMG0539.jpg
(夏の第1陣はアンナマリアたちと一緒に集計しました)


その後も、
「もうちょっと貯まってから渡すよ」と
店頭や家に置き続けてくれた方、
定額給付金(!)をそのまま下さった方、
貯めていた小銭を貯金箱ごと下さった方...

「できることがあるなら」と
快くご協力くださった全ての皆様に、
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

そして、今日現在、
募金は54,249円にのぼりました。
本当にありがとうございます。
aburzzo versamento2.jpg
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さて、その募金の送金先ですが、
当時アブルッツォでは、
政府の募金の使途について、
本当に必要なところに使われていないという
住民の怒りが結構飛び交っていました。
(G8の来賓用に金の蛇口を作ったとか...)
私に対しても、
「何に使われるか分からないから止めた方がいい」と
いう人がいたのも事実です。

そこで、ビーニ氏と相談し、
大きな組織ではなく、
小さな村で気持ちを伝え、
大切に使ってもらえるところに
送金しようと決めました。

そして、
市長(村長?)がビーニ氏の友人ということもあり、
PrataD'Ansidoniaへの送金することを決めました。

ラクイラの市街から東に約20キロ、
サフランの畑が多くみられるエリアにあります。
人口は2007年現在で547名の小さな村です。

ペルトゥイヌムの古代ローマ遺跡città romana di Peltuinumや、
中世の城壁都市遺跡CastelloCamponeschiなど、
州でも重要な歴史遺産を多く持つ村です。
DSCN1080.jpg
Peltuinumにて(ビーニ氏撮影。ちょっと登場してみた)

DSCN1069.jpg
以前州の視察でも訪れたCastelloCamponeschi

DSCN9310.jpg
残念ながら昨夏ビーニ氏と避難所を訪れた時には、
村長のフランチェスコ・ディ・マルコ氏とはお会いできませんでしたが、
震災直後の写真を頂いたので..
左がディ・マルコ氏、右はビーニ氏。

RIMG0617.jpg
募金第1弾を郵便局から送金しているところ。
この時の募金の多くは、
バールウノで集められたものであったため、
ビーニ氏の提案で
「バールウノの仲間達より」
として送金しました。
後日、ビーニ氏経由で村長さんからのお礼の言葉を頂きました。

この村は復興プロジェクトとして
芸術や職業訓練(職人養成??)校
(この日本語がどこまで正確か微妙ですが)
の計画も進んでいます。

そうした村の、アブルッツォの未来へ、
少しでも役立ててもらえることを願っています。

そして、
昨年の渡伊以降にお預かりしている
残りの募金についても、
送金しましたらご報告させていただきます。

また、
次回こそは是非村長さんとお会いして、
これからのまちづくりのお話など聞いてみたいなと
思っております。

最後になりましたが、
沢山の方にご協力いただいておきながら、
ご報告が遅れてしまい本当にすみませんでした。

え、アブルッツォサイト...?!
そうです、これも心入れ替えて頑張ります。

こんな私ですが、
今後ともどうぞよろしくお願いします。

投稿者 uko : 17:07 | コメント (16)