2009年8月31日
一見の価値
「とりあえず生で見て」。
と言いたくなるものはイタリアでも本当にたくさんありますが、
Ravennaのモザイクもまさにそれでした。
早々に説明放棄。
恐縮です。
でも言いましょう。
イタリアに行かれる機会があれば、
是非とも空間全体で味わってください。
印象的だったのが深い青と、明るい緑と、まぶしい金色。
まるであの地の空であり、木々の緑であり、太陽の光から
生まれた様な美しい色彩でした。
一見の価値ありです。
共通券(8.5ユーロ)
Tariffa di ingresso:
Euro 8.50 (biglietto cumulativo comprensivo di: S.Apollinare Nuovo(サンタポリナーレ ヌォーヴォ聖堂, Battistero Neoniano(ネオニアーノ洗礼堂), San Vitale(サン ビターレ聖堂), Mausoleo di Galla Placidia(ガッラ プラチーディア廟))
私は駅から一番近かったサンタポリナーレ ヌォーヴォ聖堂でチケット購入。
わかりやすい地図もくれました。
街の色が好きです、な。Ravenna
決して、赤がキツめのボローニャから来たから、
という訳ではなく、
"one day trip"とボローニャから足を延ばしたRavenna。
モザイクもそれはそれは美しかったですが、
青い空とのコントラストが美しい、
街の色が心地良かったです。
ちょっと色が剥げてしまってますが、
この色味、
特に歴史的建造物周辺の建物は
レンガの色に合わせてるように思えたのですが...
ほら、
ほら、
どうかな?
季節柄絶対的に街に人が少ないだけなのか、
車と言えばたま~にバスが走るくらいで、
地元の人たちが活用していたのがむしろ自転車。
ちなみに、ダンテは「神曲」をラヴェンナで書き上げたといいます。
なので、テアトロアリギエーリ。
実はお買いものスポットやカフェも充実。
皆自転車で街の中心まで乗り付けてました。
街歩きは大好きですが、
普段から爆走している自転車も、大好きな街巡りツールです。
行動範囲が広がるというのも勿論ですが、
自転車に乗っていると、なぜか歩いている時よりも、
その街との距離が縮まったように感じるのは、
普段自分が地元を自転車で走ることが多いからでしょうか??
普通自転車で移動できるのは地元の人ぐらいだからでしょうか?
何にせよ、私の好奇心は自転車のスピード位がちょうどいいらしい。
ここではモザイクの美しい4つの建物を共通券で回れたのですが、
歩いて決して苦になる距離ではありませんが、
風を切って走る自転車がちょっとうらやましかった
チャリヘビーユーザー。
木陰ではおっちゃんらがたむろ。
やっぱり、チャリ集合。
スケールが住むには程よさそうな街でした。
2009年8月24日
ボローニャ料理@trattoria del rosso
ポルティコがとか、街並み再生が...
とか言ってみましたけど、
それより何より私をボローニャへ向かわせたのは、
ボローニャ料理です。認めましょう。
スキンヘッドが一見強面だけど、
話し出すとすごい優しいフロントのオジサンに
「ボローニャ料理を安く、美味しく食べたいです。」
と訴える。
「僕はお勧めだけど、
嫌だったら近くにたくさんお店があるから、
気に入ったところに行けばいいよ。」
と謙虚に教えてくれたのが、
Il Rosso
八時過ぎに行ってみると、
既にテラス席まで大賑わいで、
スタッフがすごいスピードで動きまわっていました。
一瞬躊躇するも、オジサンの顔を思い浮かべて、
エイヤで入店。
席を案内してくれたお兄さんもいい感じ。
見渡すと観光客よりも
断然地元の人たちで賑わう店内。
期待に胸が膨らみます。
まずはメニューを見て賑わいに納得。
なんと10ユーロで
プリモ→セコンド→デザート、お水が
それぞれ2~3種類からチョイスできる日替わり定食メニュー。
(しかもHPでメニューがチェックできます)
とか言いながら、
私の目当てはボローニャ料理だったので、
セットメニューはスルーしてアラカルトでオーダーしました。
アンティパストは頼まず、
プリモに選んだのは、

Tortellini in brodo
何肉か聞きそびれましたが、
ハーブの効いた赤味のお肉が弾力のあるパスタに包まれています。
日本での仕事→長旅で少し疲れていた胃に、
暖かいスープが浸みこむ浸みこむ...!
至福のひと時というのは、こういう時を言うのだね。
ペロリと頂く。
店は常に満席で、
奥には団体席もあるらしく、
途中30人位の団体が吸い込まれていきました。
その店内+テラスを愛想がよくて気が利くお兄さん2人と、
愛想は良くないけど気が利くお姉さん2人が見事に捌いて行きます。
これまた圧巻。
ワインを飲みながら、そんな店内の様子を楽しみながらセコンドを待つ。
セコンドは、

「何やそれ?」と思いながら敢えて聞かずに、
Cotoletta alla BologneseとInsalata mistaを選びました。
カツレツの上に生ハムとチーズが乗ってました。
ガッツリ来たな。
勿論美味しく完食。
最後はエスプレッソで締めてディナー終了。

外は夕方の暑さが嘘みたいに涼しくなって気持ちがいい。
美味しい食事で満たされた胃と心。
ウィンドーショッピングしながらポルティコを抜けてホテル路につきましたとさ。
帰ってホテルのオジサンに早速報告。
二人の距離が縮まった瞬間です。
ボロネーゼ万歳。
2009年8月22日
美しい全天候型歩行者空間...ですが

ボローニャと言えば、
戦後、後に「ボローニャ方式」と呼ばれる
文化による街の再生を集中的に行ったり、
「ポルティコ(柱廊)」が続く街並みが特徴的であったりと、
建築や都市計画の分野では
結構よく聞く街の名前のひとつです。
そのうち行くだろうと思いつつ、
実際何度となく行こうとはしたのですが、
「夏にわざわざ暑いボローニャは無いやろ」
と、言われ続け、
その言葉にくじけ続けて未踏の地であり続けたボローニャ。
が、
今回、
①そんなこと言っても渡伊するのはたいてい夏である
②去年逃したラヴェンナがちょっと気になる
しかも、
③その後の行程、マルケ→アブルッツォを考えると、
移動のロスが少ない。というかむしろ大変効率的。
ていうか
④エミリアロマーニャは食べるものが美味しいらしい、ぞ
と思考が働き、
ミラノを出る前日にボローニャ行きを決意(大げさ)し、
ホテルと電車を確保。
下調べなしなので、
とりあえずホテルのおじさんに地図をもらって、
美味しいレストランだけ聞いて街歩き開始。
噂どおり暑い!!

うらめしや、この日差し...
そして赤レンガの街「赤いボローニャ」と言われるだけあって
(最近まで左翼民主党の本拠地だったことと掛けて)
視界に広がる赤い壁の連続が更に暑さを倍増させる。
しかも統一感を出すためか、カーテンの多くがまた赤い。
この街手ごわい...
と思って憂いでいたら登場したのが、
ポルティコ。

ポルティコ

雨や日差しから守ってくれる、所謂アーケード。
それでも、なるほどこれならお買い物も思ったより快適です。

(時間帯によっては日差しは容赦ないですが)
気を取り直して歩き進めると、
驚くべきことに何処までもこのポルティコが続きます。
ポルティコの先には

ポルティコがあって、
またその先には

ポルティコ

ポルティコ

ポ~ル~ティ~コ~!!!

帰って調べたんですが、
これ、総延長にして約42キロあるそうです。
やるとなったらところんやるのね。
確かに街としての統一感がかなり広範囲に感じられます。
ただ、街路樹が恋しくなるのは無いものねだりですか...
ちなみに、
ボローニャといえばもうひとつ有名なのが、
2つの斜塔。
広場といってもとても小さな広場(それでも7本の道が広がっている)に
2本並んで立っています。