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2007年2月19日

アンチョビにまつわる

アンチョビ.jpgユウコリンがウルルンで
オレッキエッティを上手に料理していたので、
すごく食べたくなって
私も作ることにしました。

アンチョビを買いに行ったら、
何とアブルッツォ州にあるオルトーナという町のアンチョビを発見!!
他のより2割くらい高かったけど、
そこは気合で購入。

オルトーナのアンチョビと言えば、
ポワンポワンと
何とも苦いエピソードが浮かんできます。

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アブルッツォで生活し始めて2ヶ月半位のこと、
当時オルトーナで知り合ったシェフをしている友達から、
「友達の会社に日本の商社の人が来るんだけど、
イタリア語は勿論、英語もほとんど話せないから通訳をしてくれないか」
と頼まれました。

「絶対無理。めっそうもない。」
とどんなに断っても
「大丈夫大丈夫、なんとかなるさ」
と軽いノリに断る余地もなく、結局半ば強制的にやらされる羽目に。

その友達の友達と言うのが、
まさにオルトーナでアンチョビの瓶詰めを作っている会社の3代目。
当日、「なるようになれ」と開き直って現場に到着。
久しぶりの日本語にホッとしたのも束の間、
やってきた友達とそのお父さん(←社長)。
お父さんは短髪のごま塩頭でいかつめの海の男。
怖いし…
頼みの綱だった私の友達は、
「後で迎えにくるから」と仕事に戻ってしまうし…
日本人の人たちとお父さんの間に一人座らされて、
問答無用で商談開始。

「今日は通訳がいるから」の言葉の後は意味不明。

ぺ~ラ、ペラペラ…

・・・・・(皆無言で私を見る)

「はいuko訳して」
お父さんに促されるも、
シャレにならないくらい
チ~ンプンカ~ンプン。
(?_?)←こんな感じ

逆立ちしても分かりそうにありません。

「いや~商業用語は日常会話では使わないから難しいですわ~
はっはっは…;;;」
と言い訳し続けるしかありませんでした…。

特にその日は、今後の両者の関係について、
もう少し詰めた話をしたかった様子。
なんとも気まずい諦めの空気の中で商談は中断。おいおい…
日本の方達はあまり状況を分かっていなかったけど。
結局午後から英語の通訳が来て仕切りなおし。おいおいおい…
とんだお騒がせ姉ちゃんで終わってしまったのでした。

それでも、報酬として彼らが作った瓶詰めと
現金を5000円くらいもらったな…
アンチョビを見ると思い出す、
なんとも痛い経験です。
今ならもう少しマシな通訳できるかな…
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さてさて、
今日買ったオルトーナのアンチョビですが、
ほろ苦い思い出は抜きで、
そのままでも辛すぎず、イワシの甘みも残ってて
すごく美味しかったです。
オレッキエッティは菜の花ではなくブロッコリーで調理。
これも美味しくできました。

今度は菜の花でやってみよかな。

投稿者 uko : 21:28 | コメント (2)

2007年2月15日

なんとも霧なヴェネツィア

10年ぶりのヴェネツィアに思わず興奮してしまいました。
DSCF4377.jpgまずは早速リアルト橋の上から。


ヴェネツィアに着いた頃には、
うっすらながらも顔を出していた太陽は、
私達がサンマルコ広場に着いた頃には、
すっかり姿を消してしまいました。
DSCF4390.jpg溜息の橋。
ドゥカーレ宮と監獄を結び囚人達が外の景色を見納めて渡ったとか。
どんなに霧でも観光客はたくましい。
でもこれが今のヴェネツィアの風景を作ってたりもする。


DSCF4392.jpg


DSCF4397.jpg


太陽どころか、
みるみる視界はふさがれていくし、
寒すぎるし…
ヴェネツィアの洗礼か歓迎か??

でもこれはこれで雰囲気あるよな~
とシャッターを切り続けるのでした。寒っ。

投稿者 uko : 18:34 | コメント (0)