« 「女たちよ!」伊丹十三著(新潮文庫) | メイン | 世界の車窓から アルベロベッロ編 Alberobello »

2005年11月 7日

危険地域一周の旅?? tutte le zone sono pericolosi??

レッチェでの3日間を報告するのに、一体何ヶ月費やしてしまったんでしょうか…イタイ…

さて、遂に(!)レッチェを後にした私達が次に目指すはバーリBARI
最初は電車とタクシーを乗り継いで行くつもりでしたが、レッチェにいる間お世話になった大型タクシーの運転手ジャンニの提案で、バーリまでも彼に連れて行ってもらうことに。

KIF_1539.jpg途中、それこそ時間があれば訪れたかった、「白い街」オストゥーニOstuniにも立ち寄ってくれ、その白い町並みの美しさにみんな大喜び。今回は車の中から眺めるだけでしたが、機会があればもっとゆっくり歩きたいまちです。

←ジャンニオススメスポットからのオストゥーニ

いよいよ前方に近代的なバーリの街が見え始めた頃、
「UKO、今から話すことをちゃんと皆に伝えて欲しいんだけど」
とジャンニがいきなり神妙な顔で話始めました。

それは1990年のこと。
サッカー好きの方ならピンときたかもしれませんが、イタリアでサッカーのワールドカップがありました。
ジャンニのタクシー運転手仲間が、日本から来た観戦客をレッチェからバーリまで乗せていくことになったのですが、無事バーリのホテルまでたどり着き、車から荷物を降ろしていたとき…
突然近づいてきた集団に、持っていた荷物ぜ~んぶ持って行かれてしまったそうな!
スーツケース類がどうなったかまでは聞きませんでしたが、とにかく財布からパスポートまで全部かっさらわれ、呆然と立ちつくしてしまったらしい。

「バーリは本当に危ない街だよ。」

さすがに表情が固くなったみんなを見て、
「脅したい訳じゃないんだけど、伝えておくべきだと思って」と恐縮するジャンニ。
でも夜も本当に安心して歩けるレッチェにいて、
「南イタリアって思ったより安全じゃ~ん」
というユルユルした気分になっていた私達をピシっと引き締めてくれたのですが…。
ちょっと萎縮させてしまいましたね。ごめんなさい。

怖がってしまっては楽しい旅はできません。
でも本当に楽しく旅するには、怖がるのではなく、ちゃんと緊張感を持ち続けることはやっぱり必要。

私も「みんなをそういう地域へお連れするのだ」と覚悟を新たにするのでした。

さて、これには後日談があります。
バーリでのちょっと緊張の2日間を終え、ホテルからバーリの鉄道駅までタクシーを利用した時のこと。
私達を送り届けてくれた赤く日に焼けたタクシーのおっちゃん達に「これからどこに向かうの?」と尋ねられたので「ナポリ」と答えると、
みんな口々に
「あそこは本当に危ないところや~」

こんなにドキドキで過ごしたバーリより怖いナポリ…
そして巧みな技でスリまくるローマで始まり、しめくくる…

これを無謀と言わずして何という…
みんな無事に帰ってこれてホンマ良かった~!!!(>_<)
(06.Ago.2005)



投稿者 uko : 2005年11月 7日 23:49

コメント

コメントしてください




保存しますか?