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2005年11月27日
食べるの大好き。 viva mangiare!
↑なメンバーが食べたいものを持ち寄ってパーティ。
ホストの美香は愛知博の最終日にケース買いした
スペインワインと、
今年採れた「オリーブの塩漬け(by小豆島)」
20代のうちに(!)と、3月に結婚するシングルマザーのミキは、
独身女をうならせる
「卵焼きと焼きたらこ入り五穀米おにぎり」と「ドーナツ」
と
愛息子の男前一人
香港に惚れこんで遂に香港カフェと雑貨屋をオープンさせるゴマは
私も全く歯が立たない大喰い&食べることに情熱を傾ける人。
「香港飲茶2品」と「激うまきゅうり」
を前夜から仕込んで参戦。
某市の教育委員会で働きながら保育士の免許を取った可愛いさっちゃんは、
デパ地下の「おいしいコロッケセレクション」とシャンパン、チーズで花を添える。
で、私は
イタリアでも寒い冬によく作った
「ミネストローネ」。
今回はなんとも幸せなことにサンタルチアのスパノさんから
日本ではなかなか手に入らないであろう
「自家製サルシッチャ(ソーセージ)」
を大量に分けてもらえたので、
本当にイタリアで食べていた味を忠実に再現できました。
感謝感謝。
余ったサルシッチャはグリルにして。
肉汁がすごいの!!
さらに、スパノさんから「蛸のパイ」と「鶏レバーのパイ」も差し入れ。
これがさすがのプロの味!
なんか無茶苦茶な組み合わせですが、
食べることに本気になれる人たちが、今自分が食べたいものを持ち寄る。
どれも美味しかった~
食べることに結構保守的だった美香ママが、
私達の料理を喜んで食べてくれて一言。
「みんないいお嫁さんになれるわ~」に苦笑い。
残念ながら、自分が好きなものを自分が満足するまで食べ続けたいが為に、料理をする私達は、まだまだいいお嫁さんにはなれそうにないな~・・・
最後に残ったゴマ、美香、私で、例によって(!?)宴は夜中の3時頃まで続く。
ちなみにゴマは夜中の12時頃に、
「どうしても食べたかった」
と言って、私がイタリアから持ち帰ったトマトソースのパスタを1人前ペロリと平らげていました。
恐るべし。
2005年11月23日
大阪ヨーロッパ映画際 festival del cinema europeo
友だちがいいタイミングで誘ってくれたので、ついにヨーロッパ映画祭に行ってきました。
←映画祭が行われた天保山のイルミネーション。
今年はどこもLED流行か。
観て来たのは、勿論イタリア映画。
「マリオの生きる道」(伊題「la Febbre」)
このまま友だちと好きなことやってたいな~
で、あわよくば一旗上げたいし~
と思いつつも、
親の世代の様にまじめにコツコツ働いて、
安定した生活を手に入れ、親を安心させてやるべきか…
みたいな、
ちょうど私達世代が主人公の映画でした。
イタリア映画はハリウッド映画の様な娯楽性には欠ける気がしますが、
観客と等身大の主人公を丁寧に描いている作品が多く、
「イタリア語だから」という理由を抜きにしても好きです。
「アモーレ、カンターレ、マンジャーレ」
のステレオタイプなイタリアのイメージではなく、
「素」で「旬」なイタリアやイタリア人が見られますよ。
2005年11月20日
イ・ムジチ i musici
母が「イ・ムジチ」のコンサートに行くというので、てっきり今流行りの韓流スターの何かかと思ったら、知る人ぞ知るイタリアの弦楽アンサンブルでした。
50年も前から活動を続けている12人のイタリアオヤジの合奏団。
「イムジチ」
あ~
i musici
なるほど。
という訳で早速一番安いチケットを予約して、今夜行ってきました。
私達の親世代の中では結構有名らしく、フェスティバルホールは満員御礼。
誰もが耳にしたことのあるクラッシック入門編の音楽から通をうならせる技まで披露してくれて、楽しくて心地よいあっという間の2時間半でした。
2回目のアンコールでは日本の「赤とんぼ」を演奏したりなんかして、すっかり日本のおばちゃんの心をわしずかみで。みんな大喜び。
ポカポカした気持ちでそのままサンタルチアでディナー。
メニューはオーナーシェフのスパノさんにお任せで。
生牡蠣食べて、めちゃフレッシュなモッツァレラ食べて、勿論ナポリのマルゲリータ食べて、ボタン海老のトマトパスタ食べて、スズキのアクアパッツァ食べて…締めくくりはジェラートとカフェ。
美香と私の母と三人で見事に完食。すばらしい。
お腹破裂しそう・・・
秋の夜空を愛でながら帰ってきました。
イタリアンな1日。
あ~明日仕事したくね~
2005年11月17日
ヌーヴォーと言えば… novello
今年も解禁しましたね。
皆さんもう飲まれましたか?
私はまだですが、週末あたり飲めたらいいな~
ヌーヴォー。
味のどうのこうのというよりは、
春の筍、夏の鱧、秋のマツタケ、秋刀魚のノリですっかり
「旬の味」
ですよね。
”せっかくやし、やっぱり飲んどこかな”
という気持ちになってしまいます。
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さて、イタリアでは毎年11月6日にフランスのヌーヴォーに当るノベッロが解禁になります。
幸運にもアブルッツォ滞在中、知り合いの人に
「今夜ノベッロを皆で飲むからおいで」
と誘われていそいそと参加。
生ハムやチーズなどの軽い食事が始まるのですが、ノヴェッロは現れず。
お腹がかなり満たされて、夕食を家で済ませた人なんかも集まって来た頃、満を持して登場。
皆に拍手で迎えられるノヴェッロ。
そしてなんと、ノヴェッロのお供は
実のしっかり詰まったこれまた旬の焼き栗です。
田舎に住む知り合いの人に分けてもらったとか。
う~んなるほど、さすが。
軽い飲み口のノヴォッロは甘い栗といくのか。
今のところノベッロと焼き栗というのが私の中では黄金コンビ、鬼に金棒の組み合わせ。旬を旬で迎え撃つ感じもいい。
いい具合にお酒も入って、皆のテンションも上がりつつ、ついつい栗に手が伸びて→皮剥いて(上手く剥けると嬉しい)→食べて→ワイン飲んで→笑って→また栗に手が伸びて…
宴は続く~
日本でも栗はバッチリ今が旬です。
普通にノヴェッロを飲むことに飽きた方、
今年はノヴェッロと焼き栗ってのでいかがです??
※写真は、アブルッツォ州にあるリパ・テアティーノという町のノベッロと、マリオの自家製赤ワイン。
この自家製ワインの素朴さがはっきり言ってクセになります。
2005年11月10日
ヴェニスの商人 mercante di venezia
昨日は水曜日で女性サービスデイだし、ということで、午後からの仕事はほっぽり出して「ヴェニスの商人」を観て来ました。
(←公式HPより)
主役は大好きなアル・パチーノ♪
たまたま読んだビッグイシューで
「今だからできた」
という様なことを本人が言っていたので、普段あまり古典ものは観ないのですが、公開を待っていました。
「ヴェニスの商人」と言えば、小学生くらいの時に図書室で埃の匂いのする本を手に取って読もうとしたのを覚えています。
でも訳された本独特の読みにくさと、ヴェニスというまちへの想像が広がらなかったこと、シャイロックの暗いイメージで結局最後まで読めなかったな~
・・・で時を経て、シェイクスピアの世界への扉を再び開けてみたのでした…
とにかく、アル・パチーノ演じるシャイロックと、リン・コリンズが演じる美しくて聡明なポーシャが良かった!
観ている間、この2人の間を気持ちが行ったり来たりしてしまうので、なんとも複雑。
でもやっぱり私はアル・パチーノの演技に泣けてしまう…辛い…
人のプライドとか欲とか誇りとか…剥がされ揺さぶっていく展開はやっぱり「さすがシェイクスピア」と言わせてしまいます。
是非、小説にももう一度挑戦してみたいと思います。
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最後に、
「ヴェニスの商人」トリビアをば***(古い?)
1、シェイクスピアは「ヴェニスの商人」や「ロミオとジュリエット」といったイタリアを舞台にした作品を残しているが、イタリアに行ったことがないらしい。
へえ~・・・
2、実は、アル・パチーノと私は・・・
・・・誕生日が一緒だv(^_^)v!!!←密かにとても嬉しい
へえ~へえ~へえ~!!
しかもなんと、シェイクスピアとも1日違いらしい!!
どうだうらやましいだろう。
はっはっは~
2005年11月 8日
世界の車窓から アルベロベッロ編 Alberobello
♪タラッタッタ~タラッタッタ~タ~ラ~ラ~・・
勝手にどうぞと言われればそれまでですが、
私は電車の旅が大好きです。
←アルベロベッロ駅で 運転手とチャオ
免許がなくても、お酒を飲んでいても、雨が降っていても、言葉がわからなくても…
電車は私を目的地へ連れて行ってくれます。
これってすんごい強い味方。
そして、その土地の人と触れ合える絶好のチャンス。
しかも、車窓からの流れる風景を眺めるのも楽しいひととき。あ~
レッチェからバーリに拠点を移し、
怖いバーリ(11/7付エントリーもどうぞ)には荷物だけ預け、嬉々として私達が向かったのが
アルベロベッロAlberobello
アルベロベッロへはバーリからスッドエスト鉄道というローカル線で向かいます。
世界遺産にも指定され、今や南イタリアを代表する観光地となったアルベロベッロですが、みんな観光バスで訪れるらしく、電車は不安になるくらいがら~ん…
しかも数少ない乗客は、明らかに観光客と言うよりは「地元の人」。
空調もない電車ですが、夏は比較的乾燥しているので、蒸し暑い日本の夏に慣れた私達にとってはとても快適♪
一車両が私達だけになったので、思わず窓を全開して乗り出してしまう。
風がめっちゃ気持ちいい!
まさに世界の車窓から~!こんちゃ~!
電車はどんどん山を縫っていく。すると次第にポツ、ポツと写真で見たことのあるあのトゥルッリが見え始めるではないですか!
いよいよアルベロベッロが近づいてきたことを実感させる、なんとも粋な演出。
電車に揺られること1時間半。
遂にアルベロベッロに到着~!!!
でも駅はこんな感じで
がら~ん・・・です。
ええじゃないの、ええじゃないの。
さあ、この時点で皆かなりテンションが上がってきてます。
なんせ、ここへ来るために、南イタリア旅行を決めた人もいるくらいです。
写真だけでも私達を魅了し続けるアルベロベッロ。
一体どんな姿を見せてくれるのだ?
お昼を食べそびれ、空かせたお腹を励ましながら、市街地まではもう一息です。
(06.Ago.2005)
2005年11月 7日
危険地域一周の旅?? tutte le zone sono pericolosi??
レッチェでの3日間を報告するのに、一体何ヶ月費やしてしまったんでしょうか…イタイ…
さて、遂に(!)レッチェを後にした私達が次に目指すはバーリBARI。
最初は電車とタクシーを乗り継いで行くつもりでしたが、レッチェにいる間お世話になった大型タクシーの運転手ジャンニの提案で、バーリまでも彼に連れて行ってもらうことに。
途中、それこそ時間があれば訪れたかった、「白い街」オストゥーニOstuniにも立ち寄ってくれ、その白い町並みの美しさにみんな大喜び。今回は車の中から眺めるだけでしたが、機会があればもっとゆっくり歩きたいまちです。
←ジャンニオススメスポットからのオストゥーニ
いよいよ前方に近代的なバーリの街が見え始めた頃、
「UKO、今から話すことをちゃんと皆に伝えて欲しいんだけど」
とジャンニがいきなり神妙な顔で話始めました。
それは1990年のこと。
サッカー好きの方ならピンときたかもしれませんが、イタリアでサッカーのワールドカップがありました。
ジャンニのタクシー運転手仲間が、日本から来た観戦客をレッチェからバーリまで乗せていくことになったのですが、無事バーリのホテルまでたどり着き、車から荷物を降ろしていたとき…
突然近づいてきた集団に、持っていた荷物ぜ~んぶ持って行かれてしまったそうな!
スーツケース類がどうなったかまでは聞きませんでしたが、とにかく財布からパスポートまで全部かっさらわれ、呆然と立ちつくしてしまったらしい。
「バーリは本当に危ない街だよ。」
さすがに表情が固くなったみんなを見て、
「脅したい訳じゃないんだけど、伝えておくべきだと思って」と恐縮するジャンニ。
でも夜も本当に安心して歩けるレッチェにいて、
「南イタリアって思ったより安全じゃ~ん」
というユルユルした気分になっていた私達をピシっと引き締めてくれたのですが…。
ちょっと萎縮させてしまいましたね。ごめんなさい。
怖がってしまっては楽しい旅はできません。
でも本当に楽しく旅するには、怖がるのではなく、ちゃんと緊張感を持ち続けることはやっぱり必要。
私も「みんなをそういう地域へお連れするのだ」と覚悟を新たにするのでした。
さて、これには後日談があります。
バーリでのちょっと緊張の2日間を終え、ホテルからバーリの鉄道駅までタクシーを利用した時のこと。
私達を送り届けてくれた赤く日に焼けたタクシーのおっちゃん達に「これからどこに向かうの?」と尋ねられたので「ナポリ」と答えると、
みんな口々に
「あそこは本当に危ないところや~」
こんなにドキドキで過ごしたバーリより怖いナポリ…
そして巧みな技でスリまくるローマで始まり、しめくくる…
これを無謀と言わずして何という…
みんな無事に帰ってこれてホンマ良かった~!!!(>_<)
(06.Ago.2005)
2005年11月 6日
「女たちよ!」伊丹十三著(新潮文庫)
タイトルに釣られたのですが、おもしろいエッセイに出会いました。
1968年に文芸春秋から刊行された 故伊丹十三氏のエッセイです。
とにかく最初の衝撃は「37年前にこんなことを言ってる人がいたんだ!」ということ。
そしてそれが今の時代でも全く色あせていないということ。
著者はヨーロッパでの生活も体験しているらしいのですが、しょっぱなの「スパゲティの美味しい召し上がり方」というくだりでは、「アルデンテ」や「パルミジャーノ」という言葉を用いながら、パスタを茹でる時のお湯の分量からタイミングまで「正しい」スパゲティの調理法を紹介し、スパゲティナポリタンを一刀両断。「これをあなたはスパゲティと呼ぶ勇気があるのか。」という一言に私は持っていかれました。
目の前で本人の話を聞いているような錯覚に陥るテンポのいい独特の語り口にどんどん惹きこまれます。
私の中で謎めいた印象しかなかった彼の頭の中を少し覗かせてもらえたことで、妙にホッとしたりやるせなかったり…
ユーモアがあってエスプリがある。
タイトルは「女たちよ!」ですが、男性の方がもしかすると刺激を受けてしまうかもしれません。
秋の夜長によろしければどうぞ。