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2005年10月18日
イタリアの最東端オートラント Otranto
踵の先端を後にして、次に目指したのはオートラント。
アドリア海に面したオートラントはイタリアの最東端。
私達は再び海水浴への思いを抱きましたが、海は無常にも荒れ模様。がっくり…。
さて、このオートラントは海の美しさもさることながら、必見は大聖堂Cattedrale。
プーリャ州でもっとも大きいとされるロマネスク様式の教会です。(創建は11世紀)
内部は「生命の樹」と題された床一面のモザイクに覆われています。
タクシーの運転手曰く、「文字の分からない人にも聖書の教えを伝えた」というこのモザイク。
ミサ用にイスが並べられていたので、全ては見られませんでしたが、
入り口側から祭壇に向かって導かれるようにぐぉ~んと伸びる幹は、強さと優しさそして生命力とでも例えようか。とりあえず「こんなところでこんなものが」的な感動もありです。
さらに、この教会には1480年のトルコ軍による「オートラントの略奪」で殉教した人々(800人とも言われる)の遺骸をガラス箱にぎっしり詰めて奉られた礼拝堂があり、その光景は誰もがまず衝撃を受けます。
彼らの無言のメッセージは、無念さやキリスト教への思いだけでなく、
今を生きる私達にも通じる言葉を持っているように思えました。
生と死についてここまで強烈に向き合わせられる教会はなかったな~(05.Ago.2005)
投稿者 uko : 2005年10月18日 22:40