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2005年9月26日

忘れ難きレッチェの晩餐 la cena indimenticabile a Lecce

旅の大きな楽しみのひとつが食事!
特にプーリャ地方は新鮮な魚介類が食べれるし、おいしいものがいっぱいあることで有名な地方。

食べることへの執着心が高い私は、海外に関わらず、知らない土地に行くとよくその辺の人(特におっちゃん)にどこかおいしい店がないか聞きます。

基本はやっぱり、地元の人が行く店で地元の人が食べるものを食べる

さて、今回レッチェで私達の頼れる兄貴となってくれたのが、タクシー運転手のジャンニ。でかくてぶっきらぼうだけど優しさがにじむ腕っ節のいい兄貴。
レッチェで唯一9人乗りタクシーを運転している彼には、レッチェにいる間本当にお世話になりました。
レッチェ1日目の夜、私達は早速ジャンニから聞き出したお薦めのレストランで食事をすることに。

KIF_1475.jpg意外とシンプルなエントランスを入るといきなりピザ職人たちがピザの仕込をしていて、さらに奥に入ると外からは想像もできないくらい広い空間が広がっていました。



あらかじめジャンニが「僕の友達が行くから、レッチェの料理を存分に食べさせてあげてや~」と電話をしてくれていたので、オーダーは簡単な確認だけで終了。

魚介類のアンティパスト(前菜)とレッチェ名物と言うジャガイモとムール貝の炊き込みご飯(名前忘れましたがリゾットではないです)をオーダー。

ローマではあまりゆっくりと食事をしていなかったので、初めての本格的なディナーに、メンバーも気合が入ります。

KIF_1468.jpg初めに運ばれてきたのは生ハム、牛肉のカルパッチョ、サーモンのサラダ、イカとムール貝のマリネ、いわしの酢漬け、カニカマ(!)とルッコラのサラダ...などなど
どれも新鮮でうま~い!イタリアでこんなに海の幸を堪能できるなんてなんて幸せなんだろう!
幸せを噛み締めながら味わっていたものの、どうも様子がおかしい...。


もしもし、料理を持ってくるスピードと量が衰えないんですけど...?

お構いなしで続いてやってきたのは、ムール貝のワイン蒸しやオーブン焼きと言った温かいお皿。ちなみに始めの前菜も含め、出された料理は全て3皿ずつ!いよいよテーブルに乗り切らなくなっても、涼しい顔で別のところからテーブルを運んで来てそこにお皿を並べ出す大木こだま似のカメリエーレ。
周りを見回しても、私達みたいに大量の皿を前に目を白黒させながら料理と格闘している人なんていない。

おいおい、日本人の胃がそんなに大きいなんて話聞いたことあるんですか??この際やから日本人から一儲けや~!って思ってはるんですか??それとも私、何か間違ったこと言ってしまったんかな~??

不信感と不安がよぎる。

KIF_1470.jpgでもそんな私達の心配をよそに、ついに魚介のフリットが堂々と登場!
ていうかこれを前菜というなら、メインは何を召し上がられるのですか...???
これを食べずにレッチェは語らせないよ。と言わんばかりの存在感です。
(ちなみにこの写真はお皿を置くために後から運び込まれたテーブル)



ご、ごっつあんです~!!!(;_;)

もう食べるしかないです。「出されたものは残さず食べる」と教え込まれた私達と、その親世代が集まったメンバー。ひたすら目の前のお皿を減らすことに集中し始めます。
念のため何度も言いますが、本当に美味しいんです。新鮮で美味しいんです。

結局どうにもならなくなって、泣く泣く残ったアンティパストを下げてもらうことに。漁師さん、釣られた魚さん本当にごめんなさい。

KIF_1472.jpgさて、これで終わりではありません。なぜなら今まで食べてきたのは前菜だからです。プリモピアットが私達を待っています。何ならこれこそレッチェでしか食べられない一皿です。でもここにきてジャガイモと追い討ちをかけるムール貝と米です。
これはリゾットと言うよりパエリアのようなものなのですが、これはかなり私達には塩っからかったです。お腹が既に満腹の上にすごい塩辛さで、「記念食べ」しただけでほとんど喉を通りませんでした。


さあ、注目のお会計です。

ここまで望んでいなかったとは言え、本当に美味しい食事をさせてもらったので、「これもある意味ネタになる」と腹をくくって勘定を待ちます。

で、いくらだったと思います?

なんと9人の大人が目を白黒させる程魚介類を堪能して、ビールや地元のワインも飲んで、なんとなんと皆で110ユーロ!
日本円で換算すると1万5千円程度なので、一人当たり2千円払っていない計算になります。

恐るべしプーリャ。

イタリアで知り合いを多く持つことがいかに大切かを物語る現象なのか、単に物価が安いのか。いずれにせよあの大量のアンティパストは彼らなりの歓迎の意がこもっていたのでしょう。多分。

ジャンニありがとう...。ありがとう...。忘れられない一夜となりました。
(04.Ago.2005)

投稿者 uko : 2005年9月26日 22:03

コメント

うーわー。ものすごく美味しそう、そして羨ましい。
旅の醍醐味はそこでしか食べられない美味しいものだよね!

投稿者 ごま : 2005年9月29日 09:37

さすが、食べ物の話に反応してくれるね~
今回の食べ物ネタ、気が付けばブログではあり得ない長文になってしまいました…。日本にいるとあんまり「食べきれない」という経験はできないからね、ゴマには幸せなシチュエーションよ。いつか、イタリア食べ歩きツアーしたいかも。また香港の話聞かせてな~

投稿者 uko : 2005年9月30日 00:13

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