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2005年7月31日

カプリへの郷愁 ora torno a Capri

私が初めてイタリアへ行ったのは、1997年の2月。成人式の着物の代わりに、と強引に親から資金援助をさせて、友人の美香と二人での完全な自由旅行でした。

思い返せば高校の頃、なんとなく自分は日本以外のところで生活するんだと決めていて、世界地図を広げてなんとな~くイタリアをその拠点と決めました。そしてそれだけで、ひどいときにはイタリア国旗を見ただけでテンションが上がる程、イタリアという存在にのめりこんでいくのだから、いかに単純な人間であるかが分かります。
だから、よく人から「なんでイタリア?」と尋ねられても、きっかけはどこでどう考えても高校時代のその一瞬しか思い当らず、理由は「なんとなく」としか答えようがなく困ってしまうのです。

そんな訳で初めてイタリアに行くときも、イタリアで何がしたいとも、どこへ行きたいとも特になく、とにかくイタリアに存在したい、という思いだけでイタリアに行きました。そしてその思いは多分今もあまり変わらない。
でも、そんな適当な私が初めて行ったイタリアで、その後の心の原風景とつながったのが、カプリ島との出会いでした。一緒に旅をした美香が、こだわり続けていたのがカプリの「青の洞窟」で、名前さえ知らなかった私は、「それならいこか~」ぐらいの軽いノリで行ったと記憶しています。

ところが、そこで見た碧い海、青い空、白壁の町並み、青々と茂るレモンの木になる黄色いレモンの実…
建築よりもまちづくりがしたくなったのも、今も変わらずイタリアが好きなのも、間違いなくバスの車窓から眺めたあの景色との出会いがあったから。

今回、8年半(!)ぶりにカプリへ行きます。あの時感じた感動が色あせてなければいいな…単なる観光地じゃん、とか思いたくないな~

※カプリの素敵な写真をkkoがアップしてくれてます。

投稿者 uko : 00:32 | コメント (2)

2005年7月30日

やっとこさ! finalmente!

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出発を3日後に控えて、ついにナポリ人S氏とコンタクトがとれ、無事チーズ工場見学ツアーの手はずをつけていただきました。大方の予想通り、携帯水没が原因だったみたいですが、デザインに惚れて携帯会社を変えたからややこしくなってました。ま、結果オーライということで。
(←携帯と格闘中のS氏。本町スタバにて)

ちなみにS氏ことステルヴィオ・スパノさんは、関西では知る人ぞ知るイタリアンレストラン”サンタルチア”のオーナーです。食べることと飲むことが大好きな彼が、こだわりをもって提供するナポリの味は関西人の心もつかみ、お店はいつも超満員。今年芦屋に2号店「ナンニネッラ」がオープンして、芦屋と肥後橋を1日何度も往復する超多忙な毎日を過ごされています。ちなみに、この日ナポリからの船便で届いたワインは1200本!これくらいなら貯蔵の心配をしてる間もなくなくなってしまうそうです。すごい。
※リストランテ・ピッツェリア サンタルチア ~石釜で焼いた本場のピザを!
 大阪市西区京町堀1-9-17
 TEL 06-6444-8881(11:00am~2:30pm 5:00pm~9:30pm)

昨日は、夜は店が忙しくなるからと、わざわざお昼休みに会って用事を済ませたのに、結局「夜もディナーするぞ!」ということに。
私も大好きな靭公園脇のビストロ「ventoso」へ行きました。
「おいしい食事とお酒があればとにかく幸せ」な私達は、マスター取っておきのワインと、敏腕シェフが振舞う季節の味を思う存分堪能し、常にハイテンション(お客が他にいなくてよかった…;)。仕事で遅れていた美香が来たころには、すでに2本のワインが空になろうとしていたのでした。
結局ハイテンションな宴は美香を交えて2時頃まで続く…おいおい

で、今朝のグロッキーさといったら、なかなかに前代未聞でした。
明日からのイタリア遠征に備えて、体調を整えるはずが動くのもままならない程最悪…
お昼ごろから何とか体に鞭を打って荷造りを始めています。うう…
みなさんお酒はほどほどに…


投稿者 uko : 14:20 | コメント (3)

2005年7月27日

風の環 la sfera del vento

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昨日、前の職場で出会って以来、いつも私に大きな刺激と影響を与えてくれている高雄姉さんに「イタリアつながりだから絶対来るように!」とのお誘いがかかって、画家であり、彫刻家である武藤順九さんのレセプションパーティに行ってきました。

武藤さんは30年前からローマを拠点に活動を続けており、彼の大理石彫刻作品「風の環」はローマ法王の公邸(!)や、パリの国連ユネスコ本部(!)、私も大好きなベルギーのアントワープに永久設置されているというから、本当に偉大な方。
彼は、「愛と平和」のメッセージを、この「風の環」シリーズを通じて訴え続けていて、今年はインドのブッタガヤに献納しようというプロジェクトが進行しているそうです。
風の環は全部で9作品あり、ひとつずつ思いを込めて設置していくとのこと。メッセージ性だけでなくロマンも感じます。
「お互いを尊重し理解することが平和の一歩」そんなメッセージをのせて、世界に風の環、平和の環が広がっていくんですね~!

で、私。そんなすごい経歴だけを頭に入れて、ドキドキしながら会場に潜入。
実際にお会いしてみると、なんて話やすい方なんだろう~!
私の、「アブルッツォ州を自分らしい方法で紹介していきたい」という話を、「うんうん」と聞いて下さり、ご自身も熱い思いを持ち続けて、ローマと故郷宮城の姉妹都市提携を実現させた話をしてくださいました。
(ちなみに、やはりアブルッツォのこともよくご存知で、アブルッツォにお気に入りのワインがあって、武藤さんがデザインしたエチケットがあるそうです!見てみたい!飲んでみたい!)

すっかり人柄に惚れてしまった私は、あまりの居心地のよさに、図々しくもず最後まで先生と同じテーブルでご一緒してしまいました。
風の環がつないでくれた出会い。
今度は是非イタリアでお会いしたいです。

投稿者 uko : 21:12 | コメント (4)

2005年7月22日

オペラ アイーダ! Aida!

たった今、オペラのチケットを手配しました!いや~ネットは便利やね~
イタリアの夏の風物詩のひとつである野外劇場でのオペラ~!
しかも劇場はあのカラカラ浴場跡。温泉好きのせいか、浴場という名前を聞くだけでワクワクします。
夜のカラカラ浴場はさぞかし幻想的なんだろうな~・・・
しかもしかも、題目はこれまた日本でも有名な「アイーダ!」。ジュゼッペ・ベルディ大先生です。
いや~ホンマね、うれしいんです。

と言うのも、ちょうどこの日の深夜、一行は寝台でローマからレッチェに旅立つのですが、出発までの時間、一日観光を終えて疲れた体で路頭に迷うのは辛いな~どうしよ~と悩んでいたのでした。
そこに突然舞い込んできた、オペラプラン、題目も良くてメンバーも大満足のご様子です。
オペラ情報を提供してくれたkko父、ホンマ感謝です。
また、写真も撮ってレポートします。

投稿者 sarto : 00:26 | コメント (3)

2005年7月20日

stinghe boneは誰の骨か?! Che cos'e` "stinghe bone"?

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このブログのタイトルである「Stinghe bone!」
英語をちょっと知る人なら「何の骨やねん!」とつぶやいてしまったかもしれません。(ちなみに私は言われるまで、全く気付きませんでした。)
この言葉、実は、イタリア中部にあるアブルッツォ州の方言で「私は元気です」という意味。
少しイタリア語に触れたことのある方ならご存知だと思いますが、標準語は「Sto Bene」です。

大阪に生まれ育ったせいか、方言大好きな私。アブルッツォ弁にも挑戦してるけど難しい!でもアブルッツォの人に言わせると「面白い話は方言じゃないと伝わらない」らしく、上方漫才贔屓の私にはすごく共感できるのですが、面白くなればなるほど訛りが激しくなり笑いについて行けなくなるのは悲しい…


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ちょっとアブルッツォの写真でも。
これは5月の第1日曜日にPretoroという町で行われるお祭りでのショット。
若者達が誇らしげに持ってるのは裏の山で採ってきたヘビ。アブルッツォにはヘビにまつわるお祭りがいくつかあるのですが、また別の機会にちゃんと紹介します。
今回は、なんか誇らしげな若者達が「そっちはどうよ?」「俺?バリバリ!(Stinghe bone!)」てな会話が飛び交ってそうなので掲載します(かなりこじつけ)。ちなみに下は、そんなお兄様方を見て、「これなら怖くないもんね」と売店のおもちゃのヘビを握りしめる友人ピーノの息子フランチェスコ少年。買ってもらって誇らしげでした。


投稿者 sarto : 22:58 | コメント (0)

2005年7月18日

行方不明!? ha tagliato la corda!?

S氏(イタリア人)の携帯がつながらない…!
すぐに連絡がとりたいのに「この電話は現在使われておりません…」ってどういうことなんでしょう??
トイレに落としてもうたんかな~、デザイン携帯に飽きて○コモに変えたんかな~、てか逃亡??・・・としょうもない想像は広がるばかり…

なぜこんなにS氏の行方が気になるのか…てかはっきり言って切羽詰ってるんですが…。
今回、旅の要望として唯一メンバーから出されたのが「本場でカチョカバッロcaciocavalloが食べたい!」というものでした。
「cacio」はトスカーナや南イタリア地方でチーズを、「cavallo」は馬を意味し、くびれに紐を引っかけて棒の左右に吊らして熟成した姿が馬の背にまたがっているような格好なので、この名前が付いたといわれています。
このカチョカバッロにありつくべく、出会ったのが、ナポリ出身のS氏。相談したら快くナポリにある取引先のチーズ工場見学を提案してくれたのでした。工場見学の話にメンバーも大喜び!ところが「ホテルが決まったら電話してや~」という言葉を残して音信不通…
旅のメインイベントのひとつでもあるチーズ工場見学を、簡単におじゃんにする訳にはいかないので、日本にいることを切に願い、彼の捜索を始めようか…。
ほんま、人生定かやないな~…


投稿者 sarto : 08:18 | コメント (2)

2005年7月16日

旅の支度 -preparativi di viaggio

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祝!ブログ開設。いや~やっと一歩踏み出せましたねkkoさん。

いよいよ、7月31日から8月20日までイタリアです。
新しい職場の上司からは「戻ってくるなら行ってよし」とありがたいお言葉をいただき、晴れて三週間のバカンスです。
なんと言っても今年は、初めてukoプロデュースによる南イタリア11日間の旅を企画。人生の先輩方8名と念願の南イタリアを目指します。
猛暑やテロのニュースにくじけそうになるメンバーをチーズや生ウニで誘惑しつつ、連夜手配に追われイタリア語と格闘中。
やるべきことはまだまだ山盛り、旨いワインとパスタでテンション上げながら頑張るのです。


投稿者 sarto : 23:23 | コメント (2)