2005年12月18日

いよいよナポリ♪ ora andiamo a Napli!

バーリは1泊だけ。
結局旧市街地には行かず。

KIF_1579.jpgちなみに、
物騒なイメージが強いバーリですが、
鉄道駅から広がった新市街は区画も整理され近代的な街並みです。

←魚市場から新市街を望む


特に、駅の前からまっすぐに伸びるメインストリートは、
車両の通行も禁止され、
フルラやグッチ、リナシェンテ(デパート)なんかが軒を連ねて、
♪買物天国♪

あ、そう言えばここで初めて「小さいコーナン」みたいな店にも行ったな。
幸い日曜日にも開いていて、皆も大喜び。
お土産に歯ブラシやらおもちゃ買ってました。
日用雑貨は面白い。

みんな、寸暇を惜しんでお土産買い。
(私自身があまり買物に時間を取らないので、
ショッピングの時間が絶対的に短かったのはちょっと反省)

念願の生ウニを地元の人たちと楽しんだし…

短いながらも、なかなか思い出深いバーリ滞在となりました。

さて、いよいよプーリャを離れ、
ナポリ、カプリ、ポンペイ…が待つカンパーニャへ向かいます。

IMG_0666.jpg移動は、ES*(イー・エス・スター)の1等車
奮発しました。
(07.Ago.2005)



投稿者 uko : 23:21 | コメント (0)

2005年12月12日

市場で生うに!! i ricci di mare al mercato!! a Bari

実はイタリアで生魚を食べた事のなかった私。

というか、私が住んでいたアブルッツォ州では、
生魚というと
「サルモネラ菌が…」
とか言って警戒する人も多く、
食べる機会がありませんでした。

「南北に細長く、周囲を海に囲まれている」
という点で地理的にとても似ている日本とイタリア。

それなのに
イタリアでは生の魚介類を食べないなんて、
そんなはずはない!

そして今回、ついに、
バーリBariでは生もの(pesce crudo)をよく食べる。
という情報をキャ~ッチ。

KIF_1575.jpgバーリで泊まった日の朝は日曜日だったので、
ちょっと心配しながらも魚市場がある港へ向かうと…

KIF_1580.jpgやってましたよ~!
これこそ私が憧れに憧れていた、
朝市・新鮮魚介類・海の男たち
どれもお初にお目にかかりますm(_ _)m

KIF_1578.jpg残念ながら
訛りがひどくて何を言ってるかよく分かりませんでしたが、
威勢のいい掛け声が響きます。
この日はタコ、ウニ、ムール貝に鯵みたいな魚等々が並んでいました。
天秤で計り売り!奥にあるの見えます?

KIF_1576.jpg生ウニの山です。
生ウニを売る漁師の親子。
右に見える白いケースに1盛で5ユーロ。
これを購入。
ウニは舌で掻き出す様に食べます。
身は日本に比べるとかなり少ないかも。
ちょっとジャリってるのがなんともいいね。


市場の傍にはバールがあって、
瓶ビール1本がなんと
0.9ユーロ!
そこはもう当然おっちゃん達の社交場です。


KIF_1582.jpg採れたての生ウニは磯の香り満点でビールが進む!
健康の秘訣は
「日曜日にこうして仲間と過ごすこと」
というアントニオと記念撮影。

青空の下、海を眺めながら、
気の合う仲間と、
ビール片手に新鮮な海の幸に舌鼓を打つ。
これに勝るものなしです。
(07.Ago.2005)


投稿者 uko : 00:54 | コメント (4)

2005年12月 4日

おとぎの国か~ alberobello

いきなり寒くなって焦った~!手袋を買わないと寒くてチャリがこげません。
気が付けば冬本番やし。真夏の記憶をたどる作業、年越しまでには終わらせるよ。

さて、アルベロベッロ。
鉄道駅から10分くらいだ~れもいない1本道を上がっていくと、市庁舎や教会、案内所のあるポポロ広場にたどり着きます。まずは切り売りのピザとジュースで遅めのランチを済ませる。
こんな目と鼻の先に一大観光地があるのに、なぜか日本人の集団を見て露骨にびっくりする町の人たち。
KIF_1546.jpg広場の展望台からは旧市街地が一望できる。う~んあまりにも有名過ぎる風景。
でも思っていたより全然広範囲に広がるパノラマには驚きました。

KIF_1550.jpgあまり見学する時間もなかったので、お土産屋などが連なるリオーネ・モンティ地区を歩いてみることに。
町並み保存の完成形は、ヴァカンスシーズンで観光客も多かったからか、何かのパビリオンを歩いている感が抜けなかった私。
白壁にブーゲンビリアがまぶしかった。


KIF_1558.jpgトゥルッリのクーポラをあしらったサンタントニオ教会は1926年に設計されたもの。


KIF_1559.jpg教会のクーポラを見上げてみました。


KIF_1561.jpgちょっと横道を反れると生活の匂いのする路地に入る。また時間をつくってこういう所をゆっくり歩きたいな。
で、軒下で日向ぼっこしてるおっちゃんとかと友だちになって、家見せてもらうついでに、食事ご馳走になったりして…うん、次はこの作戦でリベンジですね。(06.Ago.2005)

※9年前の冬のアルベロベッロをKKOがアップしてるよ。


投稿者 uko : 17:20 | コメント (1)

2005年12月 3日

好きなお菓子。 merenda preferito

時々むしょうに欲しくなるもの…

この年になっても、明らかに「それ」だと思いつくのが
「ポテトチップス」
塩かコンソメ。

高校の時運動部だった私はクラブの帰り、
学校から駅までの10分くらいの道のりで、
ポテチ一袋たいらげてたっけな~
う~ん、可愛くない。

本人はあまり自覚がないのですが、
プレゼントに何度か(←一度ではない)スナックやら駄菓子の詰め合わせを貰ったことがあるという事実は、やはり人並み以上のお菓子好きと思われてるのかな~・・・

確かに、
今でも仕事中にバリボリ食べ出すのはいつも私かもしれんな~
去年はカルビーのコンソメパンチにはまったな。(←ポテチが並ぶ様が壮観なHP)

友だちの家で集まったりした時、
「コンビニで何か買って来ようか」
ということになると、とりあえず
「ポテトチップス」
と言ってしまうな~・・・

で、ポテチに関して言えば、日本のも大好きだけど、イタリアで食べるポテチも大好き!
今年の夏も結構食べたよ。
KIF_1573.jpgイタリアでは専らサンカルロのクラッシック(塩味)がお気に入り。(ホームページも可愛いから見てやってください)
長細い袋を覗き込んだり、袋をシャカシャカ振って
「まだいっぱいあるぞ、うしし」
という瞬間がなんとも幸せ。

で、今年はノーマルな塩味にちょっと飽きて(飽きる程食べた証拠?!)
「piu` Gusto(味付き)」
にはまった!(上記サンカルロHPで見れますよ)

夕方、ちょっと小腹空いたらバールに立ち寄って、サンカルロの小さい袋とアクアトニックをついついオーダーしてしまうんだなこれが。
友だちの子どもと遊びに行ったりしても、大人の私が食べ始めるもんだから、子どもも欲しがって…ということになる。ごめんね。

で、口が塩辛くなってきたら、日本のグリコ的存在、キンダー(イタリアではキンデル)のチョコでお口直しです。


投稿者 uko : 18:39 | コメント (0)

2005年11月 8日

世界の車窓から アルベロベッロ編 Alberobello

KIF_1571.jpg♪タラッタッタ~タラッタッタ~タ~ラ~ラ~・・

勝手にどうぞと言われればそれまでですが、

私は電車の旅が大好きです。


←アルベロベッロ駅で 運転手とチャオ

免許がなくても、お酒を飲んでいても、雨が降っていても、言葉がわからなくても…
電車は私を目的地へ連れて行ってくれます。
これってすんごい強い味方。
そして、その土地の人と触れ合える絶好のチャンス。
しかも、車窓からの流れる風景を眺めるのも楽しいひととき。あ~

レッチェからバーリに拠点を移し、
怖いバーリ(11/7付エントリーもどうぞ)には荷物だけ預け、嬉々として私達が向かったのが
アルベロベッロAlberobello

アルベロベッロへはバーリからスッドエスト鉄道というローカル線で向かいます。

世界遺産にも指定され、今や南イタリアを代表する観光地となったアルベロベッロですが、みんな観光バスで訪れるらしく、電車は不安になるくらいがら~ん…
しかも数少ない乗客は、明らかに観光客と言うよりは「地元の人」。

空調もない電車ですが、夏は比較的乾燥しているので、蒸し暑い日本の夏に慣れた私達にとってはとても快適♪

IMG_0622.jpg一車両が私達だけになったので、思わず窓を全開して乗り出してしまう。
風がめっちゃ気持ちいい!
まさに世界の車窓から~!こんちゃ~!

IMG_0621.jpg電車はどんどん山を縫っていく。すると次第にポツ、ポツと写真で見たことのあるあのトゥルッリが見え始めるではないですか!
いよいよアルベロベッロが近づいてきたことを実感させる、なんとも粋な演出。

IMG_0624.jpg電車に揺られること1時間半。
遂にアルベロベッロに到着~!!!
でも駅はこんな感じで
がら~ん・・・です。

ええじゃないの、ええじゃないの。



さあ、この時点で皆かなりテンションが上がってきてます。
なんせ、ここへ来るために、南イタリア旅行を決めた人もいるくらいです。
写真だけでも私達を魅了し続けるアルベロベッロ。
一体どんな姿を見せてくれるのだ?

お昼を食べそびれ、空かせたお腹を励ましながら、市街地まではもう一息です。
(06.Ago.2005)


投稿者 uko : 23:14 | コメント (2)

2005年11月 7日

危険地域一周の旅?? tutte le zone sono pericolosi??

レッチェでの3日間を報告するのに、一体何ヶ月費やしてしまったんでしょうか…イタイ…

さて、遂に(!)レッチェを後にした私達が次に目指すはバーリBARI
最初は電車とタクシーを乗り継いで行くつもりでしたが、レッチェにいる間お世話になった大型タクシーの運転手ジャンニの提案で、バーリまでも彼に連れて行ってもらうことに。

KIF_1539.jpg途中、それこそ時間があれば訪れたかった、「白い街」オストゥーニOstuniにも立ち寄ってくれ、その白い町並みの美しさにみんな大喜び。今回は車の中から眺めるだけでしたが、機会があればもっとゆっくり歩きたいまちです。

←ジャンニオススメスポットからのオストゥーニ

いよいよ前方に近代的なバーリの街が見え始めた頃、
「UKO、今から話すことをちゃんと皆に伝えて欲しいんだけど」
とジャンニがいきなり神妙な顔で話始めました。

それは1990年のこと。
サッカー好きの方ならピンときたかもしれませんが、イタリアでサッカーのワールドカップがありました。
ジャンニのタクシー運転手仲間が、日本から来た観戦客をレッチェからバーリまで乗せていくことになったのですが、無事バーリのホテルまでたどり着き、車から荷物を降ろしていたとき…
突然近づいてきた集団に、持っていた荷物ぜ~んぶ持って行かれてしまったそうな!
スーツケース類がどうなったかまでは聞きませんでしたが、とにかく財布からパスポートまで全部かっさらわれ、呆然と立ちつくしてしまったらしい。

「バーリは本当に危ない街だよ。」

さすがに表情が固くなったみんなを見て、
「脅したい訳じゃないんだけど、伝えておくべきだと思って」と恐縮するジャンニ。
でも夜も本当に安心して歩けるレッチェにいて、
「南イタリアって思ったより安全じゃ~ん」
というユルユルした気分になっていた私達をピシっと引き締めてくれたのですが…。
ちょっと萎縮させてしまいましたね。ごめんなさい。

怖がってしまっては楽しい旅はできません。
でも本当に楽しく旅するには、怖がるのではなく、ちゃんと緊張感を持ち続けることはやっぱり必要。

私も「みんなをそういう地域へお連れするのだ」と覚悟を新たにするのでした。

さて、これには後日談があります。
バーリでのちょっと緊張の2日間を終え、ホテルからバーリの鉄道駅までタクシーを利用した時のこと。
私達を送り届けてくれた赤く日に焼けたタクシーのおっちゃん達に「これからどこに向かうの?」と尋ねられたので「ナポリ」と答えると、
みんな口々に
「あそこは本当に危ないところや~」

こんなにドキドキで過ごしたバーリより怖いナポリ…
そして巧みな技でスリまくるローマで始まり、しめくくる…

これを無謀と言わずして何という…
みんな無事に帰ってこれてホンマ良かった~!!!(>_<)
(06.Ago.2005)



投稿者 uko : 23:49 | コメント (0)

2005年10月27日

あっちに違いないということで

IMG_0543.jpgレッチェでのおまけショットです。

お疲れのみんなを無駄に歩かせまいと、
入念に最後の目的地「サンタクローチェ」の方向を確認している私とリーダーN先生。
実は微妙に地図が苦手な2人なので、若干プレッシャーを感じつつ、
思わず手は伸びるし乗り出すし、みたいな;)
「この地図で見る限り、あっちに違いないんです」
「ふむふむ、そうだね~」

息の合った「すっぱ抜かれ」振りが結構気に入ってます。

ちなみに私の前に立っているよく日焼けした小さい人は私の母です…。
スリに遭っては楽しい旅も台無しなので、イタリアでは鞄は
斜めがけ
これ鉄則です。
あしからず。

投稿者 uko : 23:54 | コメント (0)

2005年10月18日

イタリアの最東端オートラント Otranto

踵の先端を後にして、次に目指したのはオートラント。

アドリア海に面したオートラントはイタリアの最東端。

KIF_1517.jpg私達は再び海水浴への思いを抱きましたが、海は無常にも荒れ模様。がっくり…。


KIF_1521.jpgさて、このオートラントは海の美しさもさることながら、必見は大聖堂Cattedrale
プーリャ州でもっとも大きいとされるロマネスク様式の教会です。(創建は11世紀)


KIF_1524.jpg内部は「生命の樹」と題された床一面のモザイクに覆われています。
タクシーの運転手曰く、「文字の分からない人にも聖書の教えを伝えた」というこのモザイク。
ミサ用にイスが並べられていたので、全ては見られませんでしたが、
入り口側から祭壇に向かって導かれるようにぐぉ~んと伸びる幹は、強さと優しさそして生命力とでも例えようか。とりあえず「こんなところでこんなものが」的な感動もありです。

さらに、この教会には1480年のトルコ軍による「オートラントの略奪」で殉教した人々(800人とも言われる)の遺骸をガラス箱にぎっしり詰めて奉られた礼拝堂があり、その光景は誰もがまず衝撃を受けます。
彼らの無言のメッセージは、無念さやキリスト教への思いだけでなく、
今を生きる私達にも通じる言葉を持っているように思えました。

生と死についてここまで強烈に向き合わせられる教会はなかったな~(05.Ago.2005)



投稿者 uko : 22:40 | コメント (0)

2005年10月17日

空振り海水浴

KIF_1512.jpg踵の最先端、サンタマリーアディレウカで、私達がもうひとつたのしみにしていたこと。

それは、海水浴!


そのロケーションから、知る人ぞ知るリゾート地。
海もめっちゃ綺麗ときたらやっぱり泳いでみたい。
しかも季節は夏まっさかりの8月。

車を降りるとみんな早速トイレで着替える。
(ちなみに私は海水浴があまり好きでないので、水着は持参せず。潮がべたつくのがどうも…)

浜辺らしきものは遥か遠くにしか見えないけれど、海から上がって来たような人もちらほら見かける。

でも残念ながら、水辺でピチャピチャといったのんびりしたスポットは見つけられず。

泳ぎたければ、
ボートを貸しきるか飛び込む。
の2つにひとつ。

海育ちの若葉さんは、「このくらい飛び込んだらいいのに」としきりに言ってたけど、
さすがに無理ですよ…飛び込めても絶対上がってこれませんよ。てかいきなり深いし…。

それなら対岸の砂浜まで車で移動しようと決めた途端、雨が降り出すし…(T_T)

夫婦.jpgで結局、優雅にボートで過ごすマダムと、洞窟めぐりに夢中のムッシュの様子を指をくわえて見てましたとさ。

洞窟.jpg私たちの足元にはこんな洞窟。
嘘みたいなエメラルド色。さすがの私も触れてみたかったぞ。(05.Ago.2005)



投稿者 uko : 23:53 | コメント (0)

2005年10月 2日

いざサンタ・マリーア・ディ・レウカ! S.Maria di Leuca!

イタリアの、サレント半島の先端、そここそがサンタ・マリーア・ディ・レウカ!

・・・UKO、プーリャに行くなら絶対サンタ・マリーア・ディ・レウカがいいよ!
右にイオニア海、左にアドリア海を同時に眺められるんだ、感動的だよ~!!

と、知り合いのイタリア人に超オススメされたのが1年前。

以来、来たかった来たかった来たかったよ~(>_<)!!!!

パノラマ.jpg先端を望む灯台のふもとからはサンタ・マリーア・ディ・レウカのまちが一望できる。
青い空、碧い海、白い雲と町並み…感慨ひとしおの瞬間。


教会広場.jpg灯台の傍で海に出る人を見守るように建つ教会。
内部も素晴らしいらしいが、海の存在感が勝って見に行かず仕舞い。

先端.jpgついに先端を捉える。
海の向こうはギリシャかな~
イオニアとアドリア、2つの海から寄せられた波がぶつかってまた分かれていく様子を見られた人は幸運、と聞いたけど…
波はないけど心なしか二つの海が混ざっていくように見える??!!(05.Ago.2005)

投稿者 uko : 23:48 | コメント (0)

2005年9月26日

忘れ難きレッチェの晩餐 la cena indimenticabile a Lecce

旅の大きな楽しみのひとつが食事!
特にプーリャ地方は新鮮な魚介類が食べれるし、おいしいものがいっぱいあることで有名な地方。

食べることへの執着心が高い私は、海外に関わらず、知らない土地に行くとよくその辺の人(特におっちゃん)にどこかおいしい店がないか聞きます。

基本はやっぱり、地元の人が行く店で地元の人が食べるものを食べる

さて、今回レッチェで私達の頼れる兄貴となってくれたのが、タクシー運転手のジャンニ。でかくてぶっきらぼうだけど優しさがにじむ腕っ節のいい兄貴。
レッチェで唯一9人乗りタクシーを運転している彼には、レッチェにいる間本当にお世話になりました。
レッチェ1日目の夜、私達は早速ジャンニから聞き出したお薦めのレストランで食事をすることに。

KIF_1475.jpg意外とシンプルなエントランスを入るといきなりピザ職人たちがピザの仕込をしていて、さらに奥に入ると外からは想像もできないくらい広い空間が広がっていました。



あらかじめジャンニが「僕の友達が行くから、レッチェの料理を存分に食べさせてあげてや~」と電話をしてくれていたので、オーダーは簡単な確認だけで終了。

魚介類のアンティパスト(前菜)とレッチェ名物と言うジャガイモとムール貝の炊き込みご飯(名前忘れましたがリゾットではないです)をオーダー。

ローマではあまりゆっくりと食事をしていなかったので、初めての本格的なディナーに、メンバーも気合が入ります。

KIF_1468.jpg初めに運ばれてきたのは生ハム、牛肉のカルパッチョ、サーモンのサラダ、イカとムール貝のマリネ、いわしの酢漬け、カニカマ(!)とルッコラのサラダ...などなど
どれも新鮮でうま~い!イタリアでこんなに海の幸を堪能できるなんてなんて幸せなんだろう!
幸せを噛み締めながら味わっていたものの、どうも様子がおかしい...。


もしもし、料理を持ってくるスピードと量が衰えないんですけど...?

お構いなしで続いてやってきたのは、ムール貝のワイン蒸しやオーブン焼きと言った温かいお皿。ちなみに始めの前菜も含め、出された料理は全て3皿ずつ!いよいよテーブルに乗り切らなくなっても、涼しい顔で別のところからテーブルを運んで来てそこにお皿を並べ出す大木こだま似のカメリエーレ。
周りを見回しても、私達みたいに大量の皿を前に目を白黒させながら料理と格闘している人なんていない。

おいおい、日本人の胃がそんなに大きいなんて話聞いたことあるんですか??この際やから日本人から一儲けや~!って思ってはるんですか??それとも私、何か間違ったこと言ってしまったんかな~??

不信感と不安がよぎる。

KIF_1470.jpgでもそんな私達の心配をよそに、ついに魚介のフリットが堂々と登場!
ていうかこれを前菜というなら、メインは何を召し上がられるのですか...???
これを食べずにレッチェは語らせないよ。と言わんばかりの存在感です。
(ちなみにこの写真はお皿を置くために後から運び込まれたテーブル)



ご、ごっつあんです~!!!(;_;)

もう食べるしかないです。「出されたものは残さず食べる」と教え込まれた私達と、その親世代が集まったメンバー。ひたすら目の前のお皿を減らすことに集中し始めます。
念のため何度も言いますが、本当に美味しいんです。新鮮で美味しいんです。

結局どうにもならなくなって、泣く泣く残ったアンティパストを下げてもらうことに。漁師さん、釣られた魚さん本当にごめんなさい。

KIF_1472.jpgさて、これで終わりではありません。なぜなら今まで食べてきたのは前菜だからです。プリモピアットが私達を待っています。何ならこれこそレッチェでしか食べられない一皿です。でもここにきてジャガイモと追い討ちをかけるムール貝と米です。
これはリゾットと言うよりパエリアのようなものなのですが、これはかなり私達には塩っからかったです。お腹が既に満腹の上にすごい塩辛さで、「記念食べ」しただけでほとんど喉を通りませんでした。


さあ、注目のお会計です。

ここまで望んでいなかったとは言え、本当に美味しい食事をさせてもらったので、「これもある意味ネタになる」と腹をくくって勘定を待ちます。

で、いくらだったと思います?

なんと9人の大人が目を白黒させる程魚介類を堪能して、ビールや地元のワインも飲んで、なんとなんと皆で110ユーロ!
日本円で換算すると1万5千円程度なので、一人当たり2千円払っていない計算になります。

恐るべしプーリャ。

イタリアで知り合いを多く持つことがいかに大切かを物語る現象なのか、単に物価が安いのか。いずれにせよあの大量のアンティパストは彼らなりの歓迎の意がこもっていたのでしょう。多分。

ジャンニありがとう...。ありがとう...。忘れられない一夜となりました。
(04.Ago.2005)

投稿者 uko : 22:03 | コメント (2)

2005年9月15日

レッチェ・バロック様式 barocco leccese

アルベロベッロに代表される様に、個性的なまちの宝庫である南イタリアのプーリャ地方で特に歩いてみたかったのが、レッチェ。

私が今回の旅行でもバイブルとして利用した、「南イタリアへ!(講談社現代新書)」で、著者の陣内秀信先生に「街歩きは常に楽しいが、レッチェほど、歩く人の目を悦ばせてくれる都市も珍しい」と言わしめたレッチェ。そこまで言わせるまちなら、体感したくないはずがないです。はい。
「意外性のある驚きの空間をあちこちに潜ませている」というレッチェで、サンタクローチェ聖堂を筆頭とする「コテコテ」バロックを見て驚きたい!

KIF_1462.jpgなにはなくともサンタクローチェ。好き嫌い関係なくとりあえず見ごたえあります。

レッチェのバロックが花開いたのは、16~18世紀のスペイン統治の時代。サンタクローチェの完成には約1世紀を要し、多くの芸術家達が装飾に携わっている。


KIF_1459.jpgサンティレーネ教会。外より内装の祭壇が有名とか。

レッチェ・バロックを可能にしているのは、地元の石。非常に細工しやすいのに、時間が経つと硬度が増し、建築や彫刻に最適な性質を持っているらしい。

KIF_1440.jpg昼下がりで誰もいない旧市街。ちょっと不安になりながら細い路地を進むと突然現れたサン・マッテオ教会。青空との対比が美しかった…。

KIF_1443.jpgレッチェにある教会の多くは、前面に大きな広場もなく、「まちに潜む」という言葉がうまくあてはまる。(奥に見えるのはサン・マッテオ教会)


CIMG0493.jpg約500年続いたローマ帝政時代の劇場(上)や円形競技場(下)。それぞれの時代の面影がまちに混在し、レッチェが支配の歴史をたどってきたことを、現代でも体感できるのは石の文化の醍醐味か。


KIF_1538.jpg


KIF_1532.jpg夜のライトアップも必見。南イタリアにいることを忘れさせる治安の良さなので夜も楽しめるまちです。というか、夜にならないと人が出てこないまち。夜7時から11時が営業時間の店なんか聞いたことないですよ。(04.Ago.2005)


投稿者 uko : 00:51 | コメント (3)

2005年8月30日

3日目 ローマからレッチェへ 3゜giorno a Lecce

いよいよ未知の地プーリャへ…!飛行機はやっぱこんな感じで…

KIF_1435.jpgどんな辺鄙なところに連れて行かれるの?!と思わずにはいられない…けどかなり楽しい!!



実は、企画段階のときに目玉の一つとしてアピールしていた寝台電車の個室をとりそびれまして…。半泣きで急遽予定を変更し、野外オペラの後はローマで連泊して朝から飛行機でレッチェへ向かうことに。
レッチェへはまず飛行機で1時間ちょっとかけてブリンディシまで行き、バスか電車を乗り継いで30分ぐらい揺られて行きます。電車なら約9時間の道のりですが、飛行機を利用すると意外と(当然)早い。
結果的には皆の疲労を最小限に抑えることができました。寝台で行ってたら3日目でバテテたこと間違いなし。ま、結果オーライで。

案の定、ブリンディシ行きの飛行機を待つ人の中に日本人らしき人は見当たらず、それどころか欧米の観光客さえも少ない。ビジネスマンらしき人もちらほらいるけど、後は夏休みに家族の元へ帰る出稼ぎのお父さんらしき人たち。とにかくおっちゃんばっかりで、女性が少ない。

そんなところで女性8人、男性1人で編成された、9人の日本人グループが飛行機を待つ光景はめちゃめちゃ目立ちます。みんな「この日本人たちは何しにブリンディシに行くんやろ~」という目をしてる、様に見えました。

「あ~やっぱりいくらなんでもマニアック過ぎたかな~・・・普通にヴェネツィアとか行ってたら、今頃サンマルコ広場でポケ~っとお茶できてんやろな~…」
なかなか行けない場所だからこそ、自分が行く意味があるはずなのに、何が待ち受けてるか自分自身も想像できない地へグループを連れて行くことへの不安やら後悔が一瞬よぎる。
でも諦めがいいのかおめでたいのか、こういう思いはいつもとりあえず一瞬現れるだけで、またすぐに消えていく。ここまできたら腹くくるしかないしね。
それどころか、飛行機を目の前にしたら不安がよぎったことさえ忘れる程浮かれる。いや~単純な性格でよかったです。
(04.Ago.2005)

投稿者 uko : 00:20 | コメント (1)

2005年8月25日

2日目 ローマ① 2゜giorno a Roma①

四大河の噴水

朝、窓を開けるとなんと雨…夏はほとんど雨降らないんじゃなかったけ~?!

メンバーの中に乾季に大雨を降らせ嵐を呼び、行くところ行くところ現地の人に「アンビリーバボーな天気だ!」と言わしめる「雨女」どころか「嵐女」がいることは聞いていたのですが(しかも2人!)、マジで雨降るか~;
夜の野外オペラをはじめ、私の頭の中で今日一日の予定が、「晴れ女である」という私のプライドと共にガラガラと崩れていくのでした。

ところが、朝食を終えてホテルを出るころには雨も上がりすっかりいいお天気に。雨のおかげで空気は澄んでるし涼しいわで、結果的には最高のまち歩き日和になりました。幸先のいいスタートだ!

この日は、ローマ2度目のNさん夫婦と2日前に簡単にローマ観光を済ませた私の母のコロッセオ、フォロロマーノを経てベルニーニを巡る「健脚コース」と、お買物もしながらのんびり名所を巡るコースに分かれて行動することに。

KIF_1414.jpgコンドッティ通りにある「ラペルラ」の勝負下着。
私はのんびりコースの案内役。



ローマの名所については、特に多くを語りませんが、何度も訪れておきながら、今回初めてその面白さを知ったのが、ナヴォーナ広場にあるベルニーニの「四大河の噴水」。ナイル、ドナウ、ガンジス、ラプラタの4大河を擬人化したベルニーニの傑作と言われています。
有名な話かも知れませんが、この噴水の正面にある教会のファサードは、当時ベルニーニと超仲の悪かったボッロミーニが設計したもので、なんとこの噴水の彫像、1人は「こんな教会いつ傾いてくるか分かりゃしない。お~こわ。」とばかりに手を伸ばして構えていて、もう1人に至っては「見たくもない」と布を被っているんです。

KIF_1415.jpgあいつが設計した教会やからな~いつ倒れてくるか分からんで~勘弁してや~


KIF_1416.jpgてか、見たら目え腐るって…(ボッロミーニファンの方がいたらすいません)



噴水には「でかいな~」とか「水浴びしたいな~」くらいの感想しか抱いたことのなかった私ですが、この人間臭いエピソードはえらく気に入りました。実際には噴水の方が2年先に完成しているとのことなので真意の程は分かりませんが…。
今回は、社会科の先生で唯一男性のN氏が、ローマでは特にベルニーニの作品を巡ることを楽しみにしておられ、皆にもベルニーニについて熱いレクチャーがあったのですが、違った興味を持った人がいると、自分では見過ごしてしまう発見があって面白いもんです。→ローマ②に続く
(03.Ago.2005)

投稿者 uko : 23:28 | コメント (2)

2005年8月24日

1日目 ローマ 1゜giorno a Roma

アブルッツォに大きなスーツケースと旅の疲れを残して、いよいよグループのみなさんをお迎えに再びローマへ。

「イタリアに行くなら私にプロデュースさせてください。」という私の図々しいお願いに、「せっかくならツアーでは味わえない旅をしてみましょう」とgoサインを出してくださった勇気ある8人の皆様。8人のうち7人が学校の先生で、専門は社会、国語、体育×2、英語に事務×2。そして、そのうちの一人の方のお母様を合わせて計8名(男1、女7)。しかも行き先は、ツアーでもバスの上からだけ見物するナポリ地方と、まだまだ情報の少ないプーリャ地方、そしてスリだらけのローマ…。
「いくら自分が行きたかったからとは言え、あまりにも無謀過ぎたんじゃなかろうか??」時々ふっと湧くそんな思いを、南イタリアへの熱い想いでかき消す。

空港での到着待ちって実は初めてで、なかなかワクワクできる時間でした。
到着した皆は、長旅の疲れもあまり感じさせず元気そうだったのでとりあえずホッ。…にしてもみんなスーツケースがデカイ!!今回は電車での移動も結構あり、イタリアはホームが低く車両の乗り位置が高いので、大きな荷物の上げ下げが大変だろうな~と気をもんでいたのですが、体育の先生が2人いるというのはなんとも頼もしい!!エイサエイサと運び上げてくれました。

テルミニまでは直通急行を利用します。空港からテルミニ駅までの風景は、はっきりいって大したことないのですが、それでも暮れていくまちの景色をぼ~っと眺めてると、イタリアに来た実感がじわじわとしみてきます。

ホテルに荷物を置いて、テルミニ駅の「ciao」で軽い夕食をとる。初めてのイタリア料理が、ファミレスですいません、と恐縮もしましたが、セルフサービスなので味は・・・ですが、食べたいものを食べたいだけ食べれる気軽さは初日にはちょうど良かったりします。

お腹が少し落ち着いたら、後はぐっすり眠るのが時差ぼけの最良の防止策です。(02.Ago.2005)

投稿者 uko : 23:48 | コメント (0)

2005年8月23日

めざせ美黒!? prendiamo il sole!

日本では白い肌こそ美しいとされていて、夏でも「美白」という言葉には過剰に反応してしまいます。地黒な自分としても「白いのは得やな~」とないものねだりで感じることもたまに。
そんな日本の価値観を真っ向から覆してくれるのがイタリアであります。
この時期、イタリアでは小麦色の肌こそ夏を謳歌している証であり、健康的で美しい!何より熱い日差しには焼けた肌がよく似合う。逆に白い肌をしていると「バカンスを楽しむ余裕もなく働かされて、かわいそうに…」ということになってしまうとか。実際、売れているタレントほど、この時期はテレビから消え、9月頃に真っ黒な顔をして戻ってくるので、焼けた肌はステイタスなんやな~と納得。

KIF_1405.jpgで、ローマのアンジェロ城前のテヴェレ川沿いで不可解なものを発見。(右の川岸に注目。ちなみに右奥に見えるのはサンピエトロ寺院、前方の橋はアンジェロ橋)


KIF_1639.jpgなんと川沿いに砂浜を作っちゃいました~!てか。
都会でヴァカンスを取れない人が必死で焼いているのか、ちょっとした時間でも太陽の日差しを浴びたいのか、単に面白いからやっているのか…


KIF_1638.jpg私からするとこんな街中で水着姿なんてあ~恥ずかしい。と思ってしまうのですが、イタリア人の友人に話すと「気持ちよさそうやな~」と言っていたいたので、そういうものなんでしょう。めざせ美黒!(10.Ago.2005)


投稿者 uko : 00:26 | コメント (3)

2005年8月21日

珍しいこと una rarita`

イタリアの、特にローマでのまち歩きの醍醐味は、迷い込んでしまったと錯覚してしまいそうな薄暗い路地を抜けると、突然視界が開けて、テレビや本で何度も見た有名な景色や建物が目の前に立ちはだかる瞬間。一瞬自分がどこに存在しているのか分からなくなった後、実感と感動が押し寄せる。

KIF_1398.jpg

私がローマでとりあえず足を運ぶのが「トレビの泉」。「また来るよ」と縁を担いでいるのか、とりあえず一目見ておこうと思ってしまいます。今回も到着した翌日、アブルッツォまでのバスに乗る前に少しローマを散歩することに。何度来ても路地裏を歩いている時は「来るぞ来るぞ…!」とわくわくしてるのですが、目の前に広がるはずの水の世界がこんなことに…!「ひえ~!」思わず叫ぶ初イタリアの母。

KIF_1400.jpg

そう、掃除中でした…。しかも結構念入りで、塩素みたいな薬もまいてました。皆がまたイタリアへ来る日を夢見て投げ入れたコインも、機械的にたわしで寄せ集められてました(それでもコインを投げてる人がいたけど)。そりゃまあ掃除もせなあかんよな~と納得しつつも、意気込んで訪れる観光客が見たらさぞがっかりするだろうに…と勝手に気をもんでしまいました。幸い結構早朝だったため、人はちらほらで、ほとんどがイタリア人の見物人でした。(01.Ago.2005)

※ちなみに2日後にグループの皆さんと訪れたときは、いつもの泉に戻ってました。

投稿者 uko : 23:42 | コメント (1)